神戸北野坂を登った先にある『神戸生ベビーカステラ』（神戸市中央区）で販売されているベビーカステラが “可愛いすぎる”とSNSで話題になっており、さっそく行ってみることにしました。

お店は北野坂沿いにあり、異人館エリアを散策する際に訪れやすいスポットです。

海外からの観光客にも大人気！次々に注文が入ります。

さっそく（小）15個入りを注文しました。綺麗な焼き色でコロコロ出来上がっていく様子を見ているのも楽しいです♪スタッフの方は、その日の気温や湿度を考えて焼き加減を調整されているんだそう。

出来上がりを見た瞬間、思わず“可愛い〜♡”と歓声をあげました！スタッフの方が、一つ一つ丁寧に焼ごてで“ひよこ”にしているんですよ。

「神戸生ベビーカステラ」（小）15個 500円 / （大）30個 1,000円（各税込）

どうして“ひよこ”なのかお聞きすると、スタッフの方は「神戸の風見鶏北野といえば異人館。異人館といえば風見鶏の館。風見鶏の館といえば風見鶏という感じで、お店のオーナーの奥様が提案して、風見鶏を可愛くデザインした今のひよこが出来上がりました」と教えてくれました。

「神戸生ベビーカステラ」の “ひよこ” が、北野の街にしっくり馴染んでいる理由が分かりました。

可愛いすぎて食べるのがもったいなくて、食べる前に神戸北野の街並みを背景に記念撮影したくなっちゃいます♪

存分に“ひよこ”との記念撮影を楽しんでからいただきました！生地はあったかくてフワッ！中はとろ〜んとした食感です。ハチミツの優しい甘さが口いっぱいに広がります。“パク、パク”と、ついつい袋に伸びる手を止められません。

神戸生ベビーカステラは、可愛いだけじゃないんですよ。材料には、増田製粉所（神戸市長田区）の兵庫県産シロガネコムギを主体とした製菓用小麦粉「宝笠異人館」という小麦粉が使用されてます。地元の素材の魅力を活かしたいとオーナーが選りすぐった材料が使用されているんですよ。

「神戸生ベビーカステラ」クリスマスバージョン

クリスマスバージョンや、お正月バージョンなど、時期によっては“特別仕様のひよこ”も登場するとのこと。“またお店を訪れたいな” と楽しみが増えますね♪

お店を出すきっかけは、ベビーカステラが大好きなオーナーが、明石の「福玉焼」や淡路島の「ピンス焼」を食べた時に感銘を受けて、神戸にも素敵なベビーカステラのお店があったら良いなと思い、お店を出すことを決めたそうです。

お店の今後についてオーナーは、「神戸北野食べ歩きと言えばベビーカステラとなるように観光でお越しになったお客様や地元の皆さんに愛されるお店づくりをしていきたいです」と話してくれました。

可愛い “ひよこ” のベビーカステラに、“キュン♡”と心をときめかせながら、神戸北野の街を散策できる素敵なお店に出会えました♪