まるでお餅そのもの!絶滅危惧種の希少な花は必見
六甲高山植物園でユニークな姿の「ユキモチソウ」が見ごろに 神戸市
六甲高山植物園(神戸市灘区)で、ユニークな形で老若男女に大人気の「ユキモチソウ」が見ごろを迎えています。園内に約200株点在しており、5月上旬頃まで見ることができるそう。
「ユキモチソウ」は、環境省のレッドリストで絶滅危惧II類に指定されている希少な植物で、“お餅” を連想させるフォルムと愛らしい名前から人気を集めています。
サトイモ科に属する「ユキモチソウ」は、本州(静岡県・三重県・奈良県)と四国の山地の林下に生える高さ30~50cmの多年草です。花の一部で「付属体」と呼ばれる部分の先端が白く丸くなっており、その形からお餅を連想して「雪餅草」と名づけられました。
また同園では、GW期間である4月27日から5月6日に「初夏の高山植物展」も開催。1953年に初開催した同園で最も歴史の古いイベントで、関西の山野草愛好家が育てた高山植物や山野草の鉢約200点の展示と苗の即売会が行われます。
5月1日には六甲高山植物園開園91周年を記念し、牧野富太郎が愛したバイカオウレンやヒメアジサイの缶バッジが先着200名にプレゼントされます(提供:高知県)。
<記者のひとこと>
真っ白でまんまるな形状がお餅のような「ユキモチソウ」。綺麗だったり、愛らしかったりと多面的な表情も魅力的ですね。希少な姿を大切に見守っていたいです。
詳細情報
- 見ごろ
- ~2024年5月上旬頃まで
- 場所
- 六甲高山植物園
(神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150)
GoogleMapsで探す - 時間
- 10:00~17:00 (受付終了 16:30)
※5月3日~6日は9:30~17:00 - 入園料
- 大人(中学生以上)900円/小人(4歳~小学生)450円
- 休園日
- 木曜日
- 駐車場
- 1,000円
※GW期間中は2,000円