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明石に縁のある『横河家』とは?その活躍の歴史を紹介!
明石市立文化博物館 企画展「東二見 横河家の功績 -大坂の陣から近代建築まで-」明石市
明石市立文化博物館(明石市)で6月1日より企画展「東二見 横河家の功績 -大坂の陣から近代建築まで-」が開催されます。会期は6月30日まで。
室町時代から東二見(明石市)に拠点をおいていたと伝わる『横河家』から大量に寄贈された資料群を中心に、戦国時代末期から明治・大正にかけて横河家の人々が活躍した様子を紹介する展覧会。
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横河家が歴史の表舞台に登場したのは戦国時代末期。武将の横河重陳(しげのぶ)が「大坂冬の陣」の伯楽渕(博労渕)の戦いに徳川方として出陣した際に、豊臣方の将・平子主膳を打ち取ったことで、徳川家康や主君の池田忠長から “一番槍” の功績を称える感状を与えられました。重陳の子孫はその後も池田家に仕え、鳥取藩士として明治を迎えます。
また、江戸時代の東二見(明石市)には『室谷』と姓を変えた横河家の一族が残り、幕末には医師として、また学者や企業家として活躍しました。写真の「三条実美短冊」は、幕末・明治の公家で太政大臣を務めた三条実美の書跡。横河秋濤の叔父が三条家に仕えた縁で頂いたものだそうです。
ちなみに、明治から大正時代に建築された当時の最先端ビルを設計したのは、東二見生まれの横河民輔。学者であり建築家であり、横河グループの創業者でもあります。現在も「横河ブリッジ」や「横河電機」など数多くの企業にその名が残っています。
<記者のひとこと>
戦国時代から現在に至るまでその名が残っている『横河家』。時代ごとに一族の人間が活躍しているのは素直にすごいですね!こういった展覧会を企画できるのが、明石市立文化博物館のすごさだと個人的には思います。
詳細情報
- 会期
- 2024年6月1日(土)~30日(日)
- 場所
- 明石市立文化博物館 1階 特別展示室
(明石市上ノ丸2丁目13-1)
GoogleMapsで探す - 時間
- 9:30~17:30(入館は17:00まで)
- 観覧料
- 大人 200円
大学・高校生 150円
中学生以下 無料
※20名以上の団体は2割引
※65歳以上の方は半額
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・ミライロID手帳提示の方と介護者1名は半額
※シニアいきいきパスポート提示で無料