13年間映画を映し続けたスクリーンがバッグやポーチに♪
パルシネマしんこうえんが「旧スクリーン」を再利用したオリジナルグッズを販売 神戸市
新開地・湊川公園内にあるミニシアター『パルシネマしんこうえん』(神戸市兵庫区)が、劇場で使用されていた「旧スクリーン」を使用したオリジナルグッズを4月27日より館内で発売します。
今年で開館54年目となる同館が13年ぶりにシアターのスクリーン交換を実施し、使用済みのスクリーンをスタッフさんが手作業で少しずつ加工されたそうです。グッズのラインナップは「トートバッグ」「マルチポーチ」「キーホルダー」「ブックカバー」の4種類(いずれも数量限定)。
スクリーンを贅沢に使用したビッグサイズの「トートバッグ」はマチもゆったりしたデザイン。「マルチポーチ」はスクリーン独特の乳⽩⾊に合わせて淡い⾊のジッパーを合わせているそう。どちらも、丈夫かつ柔らかいスクリーンの素材的な特徴を活かした商品です。
「キーホルダー」は映像サイズである「スタンダード」と「スコープ」に近い正⽅形・⻑⽅形と、レンズを思わせる円形、銀の塗料が塗られたシルバースクリーンの4種類。こちらのみ、“カプセルトイ” で販売されるそうです。
スクリーンは経年劣化や汚れの漂着などによって年々輝度(投影する映像の明度)が低下するため、だいたい10年程度で交換されるのだとか。
今回使用された旧スクリーンは2022年9⽉に交換されたもので、同館では「⻑年お世話になったスクリーンを再利⽤できないか」という思いから業者の⽅に相談しながら活用法を模索し、⽔洗いでの洗浄やハサミによる裁断が可能と判明したことから、グッズ制作の企画が始まったそうです。
<記者のひとこと>
キャンプ道具を保管するのに丈夫なバッグを探していたので、トートバッグがかなり気になっています。気分の問題でしかありませんが、数々の名作や気鋭の作品を映し続けたスクリーンという、素材が持つストーリー性にも惹かれますね♪
詳細情報
- 発売日
- 2024年4月27日(土)
- 場所
- パルシネマしんこうえん
(神⼾市兵庫区新開地1-4-3)
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