『桃さんのしあわせ』

かけがえのないものは、きっとすぐそばに—
桃さんが教えてくれた、一番大切なこと

60年間、同じ家族にメイドとして仕えてきた桃（タオ）さん（ディニー・イップ）は、映画のプロデューサーとして多忙に働く、雇い主の長男・ロジャー（アンディ・ラウ）を支える日々を送っていた。そんな折、桃さんが脳卒中で倒れる。掃除や洗濯、家事を完璧にこなしてくれた桃さんの存在を、初めてかけがえのない人だったと気付くロジャーは介護に奔走。これまで最低限の会話しか交わさなかった2人は、本当の親子以上の関係を築き始める。ところが、非情にも日に日に桃さんの容態は悪化するばかり。残された日々がお互いにとって、かけがえのないものになっていく—。

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