白バイ・パトカー・機動隊車両など21台が登場
貴島明日香さんが一日交通安全大使に「春の全国交通安全運動出発式」レポート
4月1日、神戸メリケンパーク広場で兵庫県警察による「春の全国交通安全運動出発式」が行われました。
交通事故防止のために、交通ルールの遵守と交通マナーの実践を習慣付けてもらうことを目的に4月6日から15日までの10日間に全国で実施される「春の全国交通安全運動」。この日行われた出発式には白バイ・パトカー・機動隊車両など合わせて21台がずらりと並びました。
兵庫県警の村井紀之本部長によると、2023年の兵庫県内の交通事故死者数は103人と統計を取り始めた1947年以降で最少となったものの、今年に入ってからは死亡事故の件数が例年よりも増加しているとのこと。
子どもが安全に通行できる道路環境の確保や、自転車や電動キックボード利用時のヘルメットの着用、歩行者優先意識の徹底の3点を重点要項として、交通ルールの順守とより一層の注意を呼びかけました。
式典には「一日交通安全大使」として神戸出身のモデル・俳優の貴島明日香さんも登場。交通警察の制服に身を包み、4月6日から実施される『春の全国交通安全運動』について「私の地元・兵庫県から交通事故をなくしましょう」と啓発しました。
出発式バイクのサイドカーに乗車し、来場者が見守る中会場内をゆっくりと周回。その後パトカー、白バイがパトロールへと出発する様子を敬礼をしながら見送りました。
貴島さんは今回の式典について「神戸はわたしも19歳まで暮らしていた街。(この式典で)交通(死亡)事故が増えつつあるという現状を改めて認識しました。大事な家族や友人がいる神戸で、交通事故が減っていくことを強く願う時間でした」と語りました。