メキシコの太陽を思わせるような鮮やかなオレンジの外壁が印象的なタコス専門店『Umacchi Tacos（ウマッチ タコス）』（神戸市中央区）。

3月10日にオープンしたばかりの同店が提供する “本場のタコス” が気になり、取材へ行ってきました！

目印の看板 タコスおじさん（ニックネーム募集中！）

お店があるのは元町通2丁目。入口には “Hola!（こんにちは）” と元気な挨拶が聞こえてきそうなタコスおじさんの姿が♪

飲食スペースは2階で、カウンター6席と2人掛けの席が1つあります。

今回は4種類のタコスからお好みで3つ選べる「タコスプレート」をいただきました。

鉄板で焼くお肉がたまらなく美味しそう！

店名の『Umacchi Tacos』は、オーナーの馬野さんのニックネームから

「どうぞ！」と料理を提供してくれたオーナーの馬野さんは、大のテキーラ好き。テキーラの強烈なお酒というイメージを変えるため、10年前にテキーラ専門店『BAR UMA-LA（ウマーラ）』を三宮に開きました。姉妹店として今回タコス専門店をオープンしたのは、テキーラやメキシコ文化に興味を持ってもらう窓口を広げるためなのだそう。

セットメニュー「タコスプレート」1,600円（税込）
単品販売の場合「パストール」480円、「ピカディーヨ」480円、「チキンティンガ」450円、「ワカモレ」680円（各税込）

それでは “本場のタコス” を味わっていきます！

「パストール」メキシコでもよく食べられる定番のタコス

最初にいただいた「パストール」は、豚肉の旨味やパイナップルの甘み、唐辛子の適度な辛味が見事にマッチ。4種類の唐辛子にシナモンやクローブなどのスパイスが合わさり、香りが次々に変化します。メキシコの星付きホテルのシェフからレシピを教わり、メキシコ人スタッフと試行錯誤して完成させた一品は、伊達じゃありません。

生地のトルティーヤは一枚一手作り

メキシコでは生地とサルサ（メキシコのソース）が美味しくないと認められないそうで、現地と同じとうもろこしの粉で生地を手作りし、サルサも数種類の唐辛子やスパイスを使って本場の味を追求されています。

「ピカディーヨ」挽肉を使ったメキシコでお馴染みの家庭料理

「ピカディーヨ」は豚と牛のミンチが甘辛く、ナツメグやクミンなどのスパイスが効いていました。本場でもタコスに絞る「キーライム」は香りが良く酸味が控え目で、お肉の味を引き締めます。

「チキンティンガ」燻製させた鶏胸肉を唐辛子に漬け、フレッシュトマトと味わうヘルシーなタコス

3つ目の「チキンティンガ」は、鶏肉が柔らかく玉ねぎがシャキシャキ。香りに酔いしれそうなくらい風味が良いです。

「ワカモレ」アボガドのディップソースは「トトポス（トルティーヤチップス）」と一緒に

クリーミーなアボカドにトマトやライム、ハラペーニョ（メキシコを代表する青唐辛子）が入った「ワカモレ」は、とうもろこしの香ばしい香りとパリッパリ食感が楽しめる「トトポス（トルティーヤチップス）」とも相性抜群！

陽気な接客スタイルの北田さん

メキシコ音楽が流れる店内で会話を楽しみながら味わう“本場のタコス”は格別でした。最後にお店からの耳寄り情報を紹介します♪

4月の“Taco Tuesday（タコチューズデー）”は「パストール」が半額の240円（税込）に！

みなさんは、“Taco Tuesday（タコチューズデー）” をご存知ですか？「火曜はタコスを食べよう！」というアメリカで始まった食文化なんです。

『Umacchi Tacos』では、4月の火曜日は「パストール」がお一人様1つまで半額になります！“Taco Tuesday”は、5月以降も月毎に内容を変えて継続するのでお楽しみに！