このイベントは終了しました。
“軍都姫路”で存亡の危機を迎える姫路城
春季企画展『姫路城の戦前・戦中・戦後』 姫路市
“軍都姫路”と呼ばれた明治期から戦後の復興期までの姫路城存亡の危機と保存修理を中心に、戦前の比較的平和な時期を謳歌した文芸運動や学園生活なども交えて紹介する春季企画展『姫路城の戦前・戦中・戦後』が現在、姫路市平和資料館(同市西延末)で行われている。7月5日まで。
城郭を文化遺産とする認識も低かった明治初期には、城内の旧侍屋敷は取り壊され、天守閣を初め多くの建物は修理されることもなく軍事施設が立ち並び、“軍都姫路”と呼ばれていた。一方、姫路大空襲を経て焼け野原になった市街地の中で、奇跡的に消失を免れた姫路城がその後の復興の大きな支えになったともいわれている。
同展では、姫路城解体の危機を迎えた明治期からと戦後復興期の“昭和の大修理”に至るまで、明治以降二度にわたる姫路城存亡の危機と保存修理を約200点の資料で辿ることができる。また期間中は、姫路空襲体験記の朗読会(5月5日)や姫路空襲体験談を聞く会(6月21日・7月4日)なども行われる。
scroll
詳細情報
- タイトル
- 春季企画展『姫路城の戦前・戦中・戦後』
- 開催期間
- 4月11日(土)~7月5日(日)
- 時間
- 9:30~17:00
※入館は16:30まで - 場所
- 姫路市平和資料館2階 多目的展示室
(姫路市西延末475 手柄山中央公園内) - 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(土、日、祝日を除く)
- 入館料
- 無料
※但し、常設展示室は一般200円、小・中学生50円
※5月 5日(火)こどもの日、6月22日(月)姫路空襲の日、7月3日(金)姫路空襲の日は施設無料開放実施 - 問い合わせ
- 姫路市平和資料館
TEL 079-291-2525
記事の続きを読む