インドネシア・バリ島の音楽“ガムラン”を体験

公開ワークショップ『芸能山城組・青銅の交響楽』開催　神戸市兵庫区

　「神々の島」とも呼ばれるインドネシア・バリ島の民族音楽“ガムラン”を体験できる公開ワークショップが5月10日、神戸アートビレッジセンター（神戸市兵庫区）で行われる。ワークショップ参加・見学ともに入場無料。

　インドネシアの島々にひろく伝わる青銅製の交響楽「ガムラン」は、華やかで幻想的な音色と素速い16ビートが火花をちらすような演奏が特徴。なかでもバリ島のガムランは、祭りの中で神々に奉納される最上の捧げ物であると同時に、人と人との絆を強め共同体をひとつにまとめあげる機能を果たしてきたという。

　同イベントでは、バリ島トップグループの演奏映像の上映や演奏技法のデモンストレーション、実際の楽器を使った演奏体験などに参加することができる。講師を、アジア・アフリカ・バリ島のケチャ、ガムランなど世界諸民族の80系統におよぶパフォーマンスなどで世界的に知られる「芸能山城組」が務め、演奏経験のない人でも楽しんで楽器と親しめるようレクチャーする。ワークショップは13時～と14時30分～の2回行われ、各回32人まで先着順に予約を受け付ける。見学は各回120人まで可能。

　また同日は、神戸・新開地エリア初夏の恒例イベント『新開地音楽祭』も実施されており、多彩な音楽ステージや縁日などが繰り広げられる。

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