今なら肉吸いもセット♪家庭料理で元気をチャージ
湊川・福原にオープンしたおばんざいスナック「ぽにまる」でランチを味わってきました 神戸市
ディープなスポット福原に“女性ひとりでも安心して通えるお店をつくりたい”。そんな思いで若き女性2人が立ち上がり、今年3月おばんざいスナック「ぽにまる」(神戸市兵庫区)がオープンしました。ランチを楽しんできたので紹介します。
地下鉄・湊川公園駅から東に徒歩4分ほど。「福原横丁」の黄色い看板が目印です。オーナー・有馬さんの名前にちなんで、だれもが覚えやすい「ぽにまる」と名付け、馬のキャラクターがロゴになっています。
ランチは11時から15時30分まで。看板商品「肉吸い定食」や「日替り定食」、1日10食限定の「明太子オムライス定食」がそろいます。セットの「ご飯」を「ドリンク1杯」に変更することも可能なので、お得に昼飲みをすることもできますよ。
今回は「日替り定食」を試してみることに。手際よく調理をすすめる有馬さんの様子をカウンター越しに眺めながら、こうばしい香りとともに「エビチリ」が登場しました。
薄めの衣でカリカリに揚げたエビを、ケチャップや豆板醤、細かく刻んだ淡路島の新たまねぎなどから作ったオリジナルソースでさっと炒めます。最後にこだわりの卵をくわえて、和風に仕上げるのが同店流。
エビはふっくらやわらかな食感で、甘みのあとにピリッとした辛さが追いかけてきます。辛みが足りない人は、カウンターに香辛料が置かれているため自由に使って調整を。
汁物はオープン記念につき、夏ごろまで「肉吸い」で登場します(通常はプラス200円)。このあたりでは食べられるお店が少ないのでうれしいですね!
臭みのない国産の牛肉、豆腐は湊川「原商店」のものを使用。火加減を調整しながら、かつおとコンブで丁寧にダシを取り、ほっと落ち着くやさしい味わいに。肉の旨みがダシ全体に溶けこみ、夜だとお酒の〆に注文する人も多いそうです。
“定食を提供するからにはご飯にもこだわりたい”と、各地の米を食べ比べたうえで淡路島「ミルキークイーン」を採用。もち米のように粘りが強く、水を少なくして炊くことで、ちょうどいいもっちりふっくらとした仕上がりに。
セットの小鉢は、カウンターに並んでいる約4種のおばんざいから1品選択を。「くるくるマカロニサラダ」は、ジェノベーゼやブラックペッパーを忍ばせてちょっぴり大人の味に。
日替わりのメインは、兵庫県産の野菜を中心とした「おばんざい盛り合わせ」や「韓国料理」が食べられることも。料理が好きな有馬さんのレパートリーは幅広く「どんなに落ち込んでいても、食事をしているときは笑顔になれるような定食を手掛けていきたい」とメッセージ。
昼は有馬(ほのか)さん、夜はつぐみさんが担当し、店主交代制のワンオペで営業。ゆくゆくは同店の2階を子ども食堂のように活用し、さまざまな環境で働く女性に寄り添いながら、地域に根差したお店でありたいと大きな目標を掲げて歩んでいます。
詳細情報
- 店舗
- ぽにまる
(神戸市兵庫区西上橘通2-5-10)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:00~L.O.15:30、17:00~Last.
- 定休日
- 日・月曜
- TEL
- 090-1248-2120
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