下町情緒が漂い懐かしい感じのする阪急「小林駅」界隈。新鮮な魚をリーズナブルに食べられるランチを提供するお店があると聞き、取材に行ってきました。

小林駅から徒歩で約2分ほどのところにある魚屋さん「魚問屋 うおまさ」の中に併設された『めし処 うおまさ』（宝塚市）は魚屋さんがやっているお店だからこその魚屋さんにしかできない魅力的なメニューを提供してくれると評判のお店。

忙しい時間帯が終わってからの取材だったので残っている魚が少なかったです

"目指すは昭和の魚屋さん"という同店は毎朝、店主が厳選して仕入れてきた魚をお客さんと会話しながら対面販売する、古き良き時代のスタイルを続けています。

生きている魚や貝の入った水槽もありました。

魚を販売しているスペースのすぐ横にはカウンター席。

2階に上がるとテーブル席もありました。

11時30分から14時まではランチタイム、15時から20時まではちょい呑みもできる「いーといん酒場」として営業しており、いーといん酒場の時間帯はお店にある魚を選び、煮つけや塩焼きなど希望の調理で食べることができるのだそう。

今回は評判のランチメニュー「うおまさ定食（刺身）」食べてみることに。ランチメニューは、ほかにも煮付けや焼き魚、にぎりなどもありましたが、刺身がダントツで一番人気らしい。

「うおまさ定食（刺身）」1,380円（税込）

運ばれてきた定食を見てそのボリュームと品数にびっくり！想像していた以上の豪華な刺身のほかに、「鯛とカンパチの南蛮漬け」の小鉢と茶碗蒸しにお味噌汁。豪華です！

メインの刺身は「甘えび」「本マグロ（中トロ）」「キハダ」「ヤリイカ」「シマアジ」「サザエ」「タイ」「サーモン」「炙りサワラ」「本マグロのすき身」となんと10種類。

まずはいきなり本マグロから食べてみましたが、とろけるような舌触りで新鮮なのがすぐにわかる美味しさ！分厚めに切られているので食べ応え十分です。

ヤリイカもコリッコリ。刺身は切ってから時間が経つと味が落ちるそうで、切ってすぐが一番美味しいのだそう。確かに普段口にしているパックの刺身とは全然違います。

サザエの刺身や本マグロのすき身など鮮度的に家ではなかなか食べられないものが食べれるのも魚屋さんの横にある同店ならではの魅力。

お味噌汁はシジミでした。魚のことをよく知るプロが作っているだけあって刺身以外のお品の味付けも抜群。ご飯のおかわりが無料でできましたが、ボリューム満点だったのでおかわり無しで満腹でした。

15時からの「いーといん酒場」のほか、2名以上の予約限定かつ18時から22時の時間帯で「クエ鍋コース」や「てっちりコース」の提供もあります。

サービス精神が旺盛すぎるコスパ最高のランチに大満足の筆者。今度はお店の魚を選んで希望の調理で食べさせてくれる「いーといん酒場」にもぜひ行ってみたいと思いました！