南あわじ市の農業公園「淡路ファームパーク イングランドの丘」で、待望のコアラの赤ちゃんが誕生。可愛い姿が見られるようになりました。

おかあさんのウミのお腹から顔を出す赤ちゃん

同園が飼育する北方系コアラの父親のピーターと母親のウミの間に、昨年7月31日に誕生。最初は2㎝、1g未満という極小サイズで誕生した赤ちゃんですが、おかあさんのお腹の袋（コアラには、カンガルーのように育児嚢があります）でスクスクと成長。

近頃では、おかあさんの足の間から顔をひょっこりと顔を出すことが多くなっています。3月12日に行われた健康診断の結果、赤ちゃんは女の子。

あどけないお顔がたまりません！

まだおかあさんのお腹側で抱きかかえられていることが多く、デリケートな時期であるため、温かく見守ってほしいとの園の要望です。

おとうさんのピーター

コアラ担当飼育員の後藤敦さんは「ウミとピーターの赤ちゃんが無事に袋から出てきてくれるようになったことを大変嬉しく思っています。愛称募集も行っていますので、ぜひ赤ちゃんのかわいい姿をご覧になって、良いお名前を考えてください」と話しています。
 
愛称の募集期間は2月23日から3月31日まで。同園のコアラ館に来場して、専用の応募用紙に必要事項を記入します。応募できる愛称はひとり一点。決定した愛称は、4月14日に園内で行われる式典で披露されます。

同園「コアラ館」内部