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重要文化財を含む50点の中国美術コレクションを公開
白鶴美術館 開館90周年記念展「春季の部 中国美術コレクションの精華」開催中 神戸市
白鶴美術館(神戸市東灘区)で、3月2日より開館90周年記念展「春季の部 中国美術コレクションの精華」が始まりました。会期は6月9日まで。
同館が所蔵する中国美術のコレクションから選び抜かれた50点の名品が展示されています。なお、5月5日より一部展示替えが行われます。
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展示室第一室(一階展示室)では12点の重要文化財を含む「古代青銅器」と「唐時代銀器」が、第二室(二階展示室)では主に「唐時代の鏡」と「宋時代・明時代の陶磁器」が、第三室(二階東展示室)では「仏教美術」の数々がそれぞれ展示されます。
同館を設立した嘉納治兵衛(じへい)氏は、白鶴酒造の七代目当主。生家は奈良の興福寺の執事をつとめていた中村家で、白鶴酒造には先代・けいの夫として婿入りし、家督を相続。白鶴を業界一の銘柄に成長させた功労者として知られています。鶴翁(かくおう)の庵号で茶人として活動するなど、文化人的な側面もあり、同館には治兵衛氏が集めた東洋の美術品500点が寄贈されています。
<記者のひとこと>
同館の見どころは展示品だけにあらず!本館の建物は竹中工務店を支えた鷲尾九郎氏が設計を手がけた “近代和風建築” で、これを見るだけでもかなり見どころがあります♪
詳細情報
- 会期
- 2024年3月2日(土)~6月9日(日)
※5月5日に展示替えあり - 場所
- 白鶴美術館
(神戸市東灘区住吉山手6丁目1-1)
GoogleMapsで探す - 開館時間
- 10:00~16:30(最終入館 16:00)
- 入館料
- 大人 800円、大学・高校生 500円、中学・小学生 250円、65歳以上 500円
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)