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特別展『千代鶴是秀-用を極めて美に至る-』 神戸市中央区
全国的にも珍しい大工道具をテーマとした博物館・竹中大工道具館(神戸市中央区)で4月29日、 特別展『千代鶴是秀-用を極めて美に至る-』が始まる。5月24日まで。
千代鶴(ちよづる)是秀(これひで)は、米沢藩上杉家に仕えた刀匠・二代目長運斎(ちょううんさい)綱俊(つなとし)の息子として明治7(1874)年に生まれ、廃刀令により刀鍛冶から道具鍛冶へ転向した叔父の石堂寿永(としなが)に11歳で入門。先人の技を丹念に研究し、大工道具を芸術の域へ昇華させた名工として知られている。
同展では、最高傑作といわれる突ノミ「天爵」が史上初公開されるほか、全国の道具所蔵者から集められた作品約60点を展示。修業時代から、後継である長男・太郎の失踪など苦難の時期を経て、戦後に開花するその生涯を、各時代を代表する作品や詠んだ詩歌などゆかりの資料とともに紹介する。
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詳細情報
- タイトル
- 特別展『千代鶴是秀-用を極めて美に至る-』
- 開催期間
- 4月29日(水・祝)~5月24日(日)
- 時間
- 9:30~16:30
※5月5日は19:00まで、5月6日は17:00まで開館時間を延長
※入場は閉館の30分前まで - 場所
- 竹中大工道具館
(神戸市中央区熊内町7-5-1) - アクセス
- 山陽新幹線「新神戸駅」中央改札口から徒歩約3分
- 休館日
- 5月7日(木)、 5月11日(月)、 5月18日(月)
- 料金
- 一般500円、高大学生300円、中学生以下無料、65歳以上200円
※常設展観覧料を含む - 問い合わせ
- 竹中大工道具館
TEL 078-242-0216
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