春はすぐそこまで来ているとはいえ、まだまだ寒さが身に染みますよね。体に優しいものを食べてほっこりしたいと思い『粥cafe Fika（フィーカ）』（姫路市）へ出かけました。今年の1月にオープンしたばかりのお店です。

隠れ家のようにひっそりと佇んでいます

大通りから少し中に入った先にある同店は、飾磨区のレンタルスペース『ご縁食堂』にて木曜日と金曜日の週に2回営業されています。

ステンドガラスのペンダントライトが可愛い♡

一軒家のレトロな雰囲気の店内。窓際には木のカウンター席があり、ペンダントライトの灯りが優しく手元を照らしてくれます。穏やかな時間が流れる心地の良い空間。料理を待つ時間も全く苦ではありません。

「お粥と蒸し野菜のセット」1,200円（税込）

前菜スープ、メイン、ミニおかず3種、杏仁豆腐の付いた「お粥と蒸し野菜のセット」をいただきました。

今週のお野菜「キャベツ・ブロッコリー・かぼちゃ・ラディッシュ・スナップエンドウ・ズッキーニ」

さっそく蒸篭（せいろ）の蓋をオープン！歳をいくつ重ねても蓋を開けるときはドキドキします。開けた瞬間の白い湯気、ツヤツヤの野菜にワクワク度は倍増。

左：梅肉ダレ　右：ゆず味噌

お好みで「梅肉ダレ」か「ゆず味噌」を付けていただくのですが、そのままで食べてもとても甘い！蒸篭で蒸して加熱することで野菜本来の旨味が引き出され、栄養も残りやすいのだとか。

タレを付けると、またひと味違った旨味がプラス。特に「ゆず味噌」は甘酸っぱくコクがありどのお野菜にも合う、なんならお粥にもマッチしそうな万能ダレです。

蒸し野菜にして食べると素材そのままの美味しさがギュッと詰まっています

ホクホク、シャキシャキ食感の蒸し野菜は6種類あり、季節や仕入れに応じて変わります。家ではなかなか出番のない蒸篭ですが、野菜をこんなにおいしくしてくれるのですね♪

ほんのり甘味のあるお粥は優しい味わい。白米に比べて水分量が多く、カロリーも約3分の1。美肌やアンチエイジングなど女性に嬉しい効果も。体調がすぐれない時だけでなく、毎日でも食べたくなります。

上：メイン「蒸し鶏の香味ダレ」　右下：ミニおかず①「ナスのそぼろあんかけ」　左下：ミニおかず②「角煮」

メインは3種類から選ぶ事が出来て、今回は「蒸し鶏の香味ダレ」をチョイス。しっとり柔らかな鶏に香味ダレの酸味が爽やかでさっぱりと食べられます。季節や店主の気分で変わる「ミニおかず」もお粥によく合い絶品でした。

「ぱんけーき（ブリュレ）」700円（税込）　「珈琲」400円（税込）※食事、スイーツ注文でドリンク100円引

ボリューム満点のランチですが、体に優しい素材ばかりなので胃につかえる感じはありません。ということで、Instagramで一目惚れしたデザートの「ぱんけーき（ブリュレ）」もいただくことに。

ショートケーキをイメージされている「ぱんけーき」

なんて素敵なヴィジュアルでしょう♡こんがりブリュレにトロ～リ生クリーム。鮮やかなベリーソースに高さのあるパンケーキ、これはテンション上がります！

柔らか過ぎず、固過ぎない丁度良いなめらかさのクリームは、フワフワのケーキにマッチするよう試行錯誤されたそう。生地にクリームをた～っぷり絡め、思い切りほおばると口の中でじゅんわり甘さが広がります。ん～幸せ！

店名の「Fika」はスウェーデン語で”お茶をしてリラックスする”という意味があるのだそう。

体が喜ぶ健康ランチに、心ときめくパンケーキ。非日常な寛ぎ空間でワクワクしながら最高の”Fika”な時間を過ごしてくださいね。