洋菓子も和菓子も楽しめる地域に愛されているお店
西江井ヶ島駅前にある「菓子工房 ソーレル山崎」で季節のスイーツを堪能しました 明石市
まもなく卒業・入学シーズン。ギフトとしてお菓子をプレゼントする機会も増えるかと思います。子どもからシニア世代まで幅広い世代にぴったりなお菓子に出会えるお店を見つけたので、取材に行ってきました!
山陽電車の西江井ヶ島駅そばにある「ソーレル山崎」は、店主の山崎浩之さんが営まれていて、20年地元の方々に愛されているお店です。店名の「ソーレル」は家紋であるカタバミから付けられたそう。ちょっと和の雰囲気を取り入れたくて、この店名にされたんですって。
洋と和を組み合わせた店名と同じく、店内には洋菓子と和菓子が並びます。
というのも、山崎さんのお父さんは、明石市内で和菓子店「山崎堂」を営まれていて、そちらのお菓子も店頭に並んでいるんです。今回は、洋菓子と和菓子をそれぞれいただきました!
まずは洋菓子から。「いちごのシュークリーム」は、今の季節限定の商品です。クリーム自体がいちご味で、さっぱりとしているのにミルクの風味を感じられます。サクサクのシュー生地とクリームの甘み、いちごの酸味が一体となり、ペロリと食べられてしまう一品でした。
こちらは「酒蔵チーズテリーヌ・来楽」。お花から作った「花麹」を使って作られた日本酒の酒粕や甘酒が使われています。チーズはリコッタチーズを使用。一口食べると、ふわっとフローラルな日本酒の香りが鼻に抜け、そのあとにチーズの風味が追いかけてきます。日本酒とチーズの風味のバランスの良いケーキでした。
焼き菓子はプレゼントにもぴったりです。「フロランタン」は、軽い口当たりでキャラメルの香ばしさをしっかり感じられます。
スタッフの方がフラワーアレンジメントをされていて、かわいいお花とセットになったものも。歓送迎の際のプレゼントにぴったりです。
和と洋が一つになった同店の人気商品が、「もちどら」です。山崎さん自身、和菓子の修行もされたそうで、その時の経験を活かして作られているんですって。すごくモチモチの生地とクリームが、フルーツの酸味や甘みを包み込みます。少し小さめのサイズが食べやすく、ついついもう一つと手が伸びます。
そして、山崎さんのお父様のお店「山崎堂」の人気商品が「みたらし団子」。お団子はとても柔らかく、香ばしさとともに程よい甘みを感じます。一つ一つの団子は一般的なものよりも少し大きめで、食べ応えがあります。幅広い世代に人気なんだとか。
その他にもケーキはもちろん、プリンや練り切りなど様々な商品が並んでいました。山崎さんは、バリスタの資格を取得されるなどカフェを開くために勉強されているそう。地元で愛されている同店のこれからの展開が楽しみです。
詳細情報
- 場所
- 菓子工房 ソーレル山崎
(明石市大久保町西島816-5)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 9:30~20:00
- 定休日
- 月曜日
- TEL
- 078-947-6462
- 備考
- 「酒蔵チーズテリーヌ・来楽」は明石観光協会運営オンラインショップ「めるかーと」、ぐるなび運営「ぐるすぐり」でのみ販売。
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