子どもの幸せを願い古から飾られてきた日本の伝統である雛人形の展示会が、赤穂市にある『桃井ミュージアム』で2月7日より開催されています。会期は4月1日まで。

会館内には明治27年ごろの「源氏枠ひな人形」や文化勲章を受章した十代長左衛門作の「大樋焼の雛人形」、日本三大土人形に数えられる長崎の「古賀人形」の他、「赤穂緞通」や「レザークラフト」、「木目込み」で作られた雛人形など、普段は見ることの出来ない雛人形が展示されています。

珍しい雛人形が一同に揃うこの展示会、特に古賀人形は外国文化を取り入れた独特な作りで、現在は当時休憩所であった「小川家」のみが全て手作業で制作しているものだそう。

同館では飲食が出来るレストランも完備されており、雄大な景色を見ながらくつろぐこともできます。

同館の支配人は「どの雛人形も貴重なものばかり。ぜひこの機会にいろんな雛人形と共に季節を感じにお越しください」と来館を呼びかけています。