毎年3月8日は「町家の日」、その前後1週間を「町家Week」として、ワークショップやカフェなど、日本各地の町家を舞台にさまざまなイベントが開催されます。

年々姿を消している町家の魅力、暮らしの文化、町家に残る技術を後世に残そうと3月（マーチ）8日（ヤ）は、その建物で暮らしてきた人たちの暮らしの文化を伝えることができるイベントです。

今年で7回目となる「3/8は町家の日 in姫路」は、姫路市内の網干・飾磨・野里・船場城西エリアで開催されます。野里は特に町家が多く、31か所が参加しています。

「片岡家」（姫路市網干区）は、築300年の建物を公開と元米蔵がカフェに、船場城西の「杢宿」（姫路市材木町）は、民泊施設として改修した町家が見学可能になるなど、雑貨販売やワークショップなど46か所で町家を利用したさまざまな催しが行われます。各エリアで地図を片手に巡る「まちめぐり」も実施します。※詳細は公式サイトなどで要確認。

担当者は「今年の特徴は、町家を活用するために改修している現場の見学や、改修後の見学など建物を活かそうとする思いを感じる町家Weekになりそうです。『町家の日 in姫路』は、町家の所有者様に町家の一角をお借りして、町家にあこがれる人、町家が好きな人が楽しく使わせていただいています。その活動を通じて町家の魅力をより多くの人に知っていただきたい」とコメントを寄せています。