関西学院会館内の「レストラン ポプラ」（西宮市）と、関西学院大学の石淵順也・商学部教授のゼミが「濃厚ショコラとドライフルーツのテリーヌ」を共同開発。1月25日より「レストランポプラ」にて販売されています。12月末頃までの提供を予定（好評であれば延長の可能性あり）。

「濃厚ショコラとドライフルーツのテリーヌ」テイクアウト 3,500円（税込）

同商品は「『気づいたらSDGs』を実現する魔法のスイーツ」をコンセプトに「福寿 純米吟醸酒粕」やフェアトレードチョコレートなどを使ったスイーツです。通常日本酒の製造工程で生まれる酒粕は再利用されず、廃棄されることもありますが、同食材を活用することで食品廃棄削減に取り組んでいます。

また、エクアドル産などのフェアトレードチョコレートを使用することで途上国の経済発展に貢献しています。

微量のアルコール分を含みます

オーガニックカカオの濃厚なチョコレート、酒粕のほのかな香りとコク、ドライフルーツの酸味が絶妙にマッチし、深い味わいが楽しめるのだとか。酒粕はビタミンB群、食物繊維などの多くの栄養素を含んでいて、美容と健康に良いともいわれています。

「濃厚ショコラとドライフルーツのテリーヌ」イートイン 700円（税込）

化粧箱入りのテイクアウト商品のほか、イートイン限定でプレートメニューも用意。コーヒーや紅茶に合わせながら、まるで海外にいるような開放的な空間で堪能することができます。

学生たちは、テリーヌのレシピや商品名、パッケージのデザインなど、企画から販売に至るまで議論を重ねてきたそうです。

「人々の日常に潜むちょっとした『ワガママ』を叶える素敵なスイーツとしてより多くの方々に受け入れられ、『気づいたら SDGs』を体験することでフードロス問題や健康的な生活を考えるきっかけになることを願っています」とゼミ生一同、商品に込めた思いを語っています。