昭和感漂う穴場な地下街にオープンした喫茶店
西元町駅すぐ『喫茶fuminote』で浅草・老舗の食パンを使ったトーストを堪能してきました 神戸市
昨年11月にオープンした『喫茶 fuminote』(神戸市中央区)へ行ってきました。
クマちゃんの可愛らしい丸看板が出迎えてくれるこの場所、知っている人の方が少ないかもしれません。
場所は西元町駅西改札のお隣にある「6タウン地下街」。阪神元町駅の地下街「有楽名店街」が閉鎖というニュースが記憶に新しいですが、こちらは変わることなく営業を続けていたんですね。
初めて足を踏み入れドキドキしながら通路を進みます。店内はペンダントライトの光が印象的な空間が広がり、この日はジャズが流れていました。
お店を切り盛りする店主の横尾さんは、大阪や京都で焼き菓子専門のカフェ「fuminote」を営んでおられた方。このたび長年の夢だった喫茶店をオープンされました。浅草の老舗「ペリカン」の食パンを使ったトーストが看板メニューだそうで、「毎日食べても飽きない味」と惚れ込んだ食パンが使われています。
今回は豊富なメニューから「木次(きすき)モッツァレラチーズ&塩バター」をおすすめしていただきました。
食パンの風味を感じたかと思えば、筆者に衝撃を与えたのは木次乳業のモッツァレラチーズ。みずみずしくなめらかでほのかに甘みを感じます。さらに食べ進めると、塩バターの塩味がパンチを与えたり甘みを引き出したりと次から次へと美味しさが積み上がり口の中が幸福でいっぱいに。
ペリカンの食パンは9センチとこぶりサイズですが、厚めにカットされていて食べ応えも十分です。つい写真を撮りたくなりますが、食感や風味を存分に堪能するには出来立てがオススメ。ぜひかぶりついてみてください♪
トーストにペアリングしていただいたカフェオレは、京都「WESTEND COFFEE ROASTERS」のコーヒーと木次乳業の牛乳を使用したもの。牛乳が苦手な横尾さんが「これなら飲める」と太鼓判を押す「木次パスチャライズ牛乳」は、脂肪分を感じさせないスッキリとした味。オリジナルブレンドと相性抜群で飲んでいるとほっと心が落ち着きます。
横尾さんがあまり作らないというプリンをいただけるのも喫茶ならでは。「本日のお菓子」は日替わり提供なので開けてみてのお楽しみ。
プリンは卵のコクやほどよい甘みにカラメルの苦みがきいていてなめらか。北坂養鶏場の卵、木次乳業の牛乳、鴻商店の生砂糖とどれも肌で感じ心地よいと思えるものを使用しているそうで、懐かしい味がしました。
生産者さんやこれまでの繋がりを大切にする横尾さんの喫茶店。ふらっと休息をとりに行ってみてください。
詳細情報
- 場所
- 喫茶fuminote
(神戸市中央区元町通6-7-9 B1)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 12:00~19:00
- 定休日
- 日~火曜日(祝日は不定)