尼崎市にあるアートの発信基地『A-LAB（えーらぼ）』で、2月17日から羽部ちひろと赤松加奈の2人のアーティストによるコラボレーション展が開催されます。期間は、3月31日まで。

羽部ちひろと赤松加奈は、身近な光景や日常生活に根ざした絵画表現を手がけるアーティストで、展覧会のタイトルの「テーブルにトマト」には、アートを通して、身の回りにある物・事柄を新鮮な視点で見てみようという思いが込められています。 

羽部ちひろは、ソファーやクッション、洋服など日常にあるものをモチーフに描き、それに映画や雑誌で見た写真、海外の景色などを組み合わせ、身近なものから世界の見え方の多様性を表現、制作されるアーティスト。

赤松加奈は、結婚し農業をするかたわら絵を描き、農業風景の中にある生と死、人との関係の移ろいを、新鮮な造形と色彩で表現しています。

担当者は、「絵画作品のほか、その元になったドローイングやコラージュ、映像、土器、立体作品など、幅広い作品を展示します。ちょっと不思議なアートの世界を、ぜひお楽しみください」と来場を呼びかけています。