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陳舜臣が生んだ神戸の名探偵・陶展文に関する企画展
神戸文学館 企画展 「陳舜臣生誕100年 神戸が生んだ名探偵陶展文の事件簿」神戸市
神戸市灘区の『神戸文学館』で1月27日より企画展 「陳舜臣生誕100年 神戸が生んだ名探偵陶展文の事件簿」が開催されます。期間は4月14日まで。
今回の企画展はアジアを舞台にした歴史小説が有名な作家・陳舜臣(ちん しゅんしん)の生誕100周年を記念して開催されるもの。陳舜臣は生まれも育ちも、また作家としてのスタートを切ったのも神戸で、作品の中には神戸の街並みが登場するものも。
今回は、陳氏の作家としての出発点となった推理小説「名探偵陶展文シリーズ」にスポットを当てて展示。中華料理店の主人で拳法の達人でもあり、漢方薬にも詳しいというユニークなキャラクターの主人公・陶展文の人物を現代に浮かび上がらせるとともに、作品に描かれた神戸の街並みや時代背景が紹介されます。
会場ではその他『陳舜臣アジア文藝館』が所有する「江戸川乱歩賞トロフィー」や愛用の杖、創作ノートなどといった遺品なども展示されます。担当者は「国際都市である神戸で、貿易業を営む両親に育てられた華僑・陳舜臣。知らず知らず培われた国際人の感性が生んだ陶展文の世界をお楽しみください」とコメントしています。
<記者のひとこと>
神戸の街の情景が浮かんできそうなお話を、展示と共に楽しめるので作品を今一度読んでみたい気持ちになりそうです!
詳細情報
- 会期
- 2024年1月27日(土)~4月14日(日)
- 場所
- 神戸文学館
(神戸市灘区王子町3丁目1番2号)
GoogleMapsで探す - 時間
- 平日 10:00~18:00
土日祝日 9:00~17:00