穴場発見!目利きの魚屋が営む、超新鮮な魚料理
垂水にある『魚処 木下』で海鮮丼をいただきました 神戸市
複数の漁港のある街、垂水。美味しい海鮮を求めて訪れる人も多いのではないでしょうか?垂水駅のほど近くに、魚屋の3代目が営む料理店『魚処 木下』があります。
駅前再開発のため2022年3月に営業を終了した「垂水廉売市場」で『木下水産』として長年魚屋を営んでいた同店。同年7月に現在の場所に移転し、『魚処 木下』としての営業を開始しました。
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明るくてシンプルな店内は、女性一人でも気軽に入れる雰囲気です。駅近なのですが、人の流れの多い道ではないので地元でも知らない人もいるかもしれません。
そんな同店でいただけるのは、新鮮な魚介を使った料理の数々。昼夜関係なく定食も一品物も注文できるので、お昼に一杯飲んだり、仕事帰りに定食を頼んだりといろんなシーンで利用できるのも魅力です。
今回は一番人気の「海鮮丼」をいただくことにしました。
まず運ばれてくるのは、大きなお椀にたっぷり入ったあら汁。色々な魚の出汁が滲み出たお汁は旨みたっぷり。寒い日には特に染みます〜。
中に入ったアラもたっぷり!ブリやサーモンなど魚の種類は日によって変わるそうですが、これだけで十分食べ応えありです。
そしてお待ちかねの「海鮮丼」。捌きたての見るからに新鮮そうなネタがたくさん乗っています。この日は神戸のヒラメ、氷見の寒ブリ、鳥取のサーモンなど7種類の魚介が盛られていました。
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今が旬のブリは脂が乗っていて、口に入れると品の良い甘みが広がります。透き通った身のヒラメはしっかりとした歯応え。とろりととろけるウニはくさみがなく濃厚です。どれを食べても鮮度の高さを感じます。
「魚屋の看板を掲げているので目利きは間違えないようにしています」と、店主の木下さん。近海ものも使うそうですが、産地にはあまりこだわらず、本当に美味しいものを自身の目で見て選んでいるそう。長年続けてきた魚屋としてのプライドを感じます。
ほかにも煮魚や焼き魚、しらす丼など新鮮な魚介を味わえるメニューがたくさんありますが、同店ではすべてのメニューのテイクアウトが可能です。
気になった「ぎょろっけ」をテイクアウト。すり身のコロッケかと思いきや…
じゃがいもに小さな魚介が混ざった、まさに「魚のコロッケ」でした。魚介に合う少し酸味のあるじゃがいもに、タコやイカの歯応えがアクセント。野菜も添えてあり、そのまま食卓に出せるのも嬉しいです。
同店は、2月最終週から3月下旬までは「いかなごのくぎり(くぎに)」専門店に変わりますので、その期間、料理店はお休みです。醤油・黄ザラメ・生姜だけを使って作られる元祖「くぎり」は、毎年全国から大量の注文を受けているそうで、そちらも気になります。
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“海辺の街”垂水らしい、魅力的なお店と出会いました。SNSなどをされていないこともあり、知る人ぞ知るお店です。「美味しい魚が食べたい」と思った時、ぜひ思い出してください。
- 場所
- 魚処 木下
(神戸市垂水区神田町2-13 )
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