高知の恵みと若きシェフが生み出す創作和食にほっこり
阪急御影の「川 -sen-」で日替わりランチを楽しんできました 神戸市
阪急御影駅から徒歩1分の場所に昨年12月オープンした「川 -sen-(セン)」(神戸市東灘区)。品数たっぷりの日替わりランチを味わってきました。
一見高級店のような佇まいですが、夜でも予算2,000円~3,000円台から楽しめる同店。12時から15時はランチ営業、夜は22時までちょっと1杯バー使いも可能です。
現在提供しているランチは、毎日メニューが変わる「日替わり」と「希少オリーブ牛と高知県産新米」の2種類。日替わりのメインは、魚の南蛮漬けや生姜焼きなどが登場し、今回は人気の「香草グリルチキン」を実食しました。
メインのほか、日替わり小鉢2種+麹のみそ汁+ご飯+香物付き。農家から直送される季節野菜を中心に、栄養バランスもしっかりと考えられています。
香草グリルチキンは、添えられているバジルのソースをたっぷりかけて。爽やかな香りが心地よく、食欲を掻き立ててくれます。
チキンは1日香草に漬け込んだうえで、店内のグリルでじっくり焼き上げています。皮はパリッと、中はふっくらジューシー。
分厚く切られているため食べ応えはありますが、さっぱりソースに絡めて軽やかに味わうことができます。ほんのりきかせたニンニクやブラックペッパーもいいアクセントに。
日替わり小鉢は「鶏肉とかぶの煮物」と「ほうれんそう」がお目見え。鶏肉は、箸でほどけるほどやわらかく、かぶもトロトロで、口の中にやさしい甘みが広がります。
ご飯は、市場にはあまり出回っていない高知県・植野農園から届く新米を使用。噛むごとに甘みがあふれて、ご飯単体でもおいしく味わえました。
もうひとつのランチ「希少オリーブ牛と高知県産新米」も人気。希少オリーブ牛とは、オリーブ搾り果実を与えて育てあげた讃岐牛で、ヘルシーに楽しめる丼ぶりなのだとか。今後、パスタなどメニューのバリエーションも増えていくかも?
高知県出身のオーナーを筆頭に、料理好きの仲間が集まって創作和食を展開。入り口付近では「高知県産トマトジュース」や「土佐山ゆずスカッシュ」「酢とまと」「土佐生姜味噌」などもそろい、つい手に取ってしまいます。
特に人気なのは、麹シリーズ。普段の調味料の代わりに麹を加えることで、コクと深みがアップ。目新しい手土産を求めている人にもおすすめです。
店名の「川 -sen-」には、大きく流れたり緩やかになったり、さまざまな表情のある川のように、ともに楽しみ、喜んでもらいながら、気軽に立ち寄れるお店でありたいといった思いが込められています。
オーナーは「グルメな方たちに納得いただけるような料理を、手ごろな価格帯で提供していきたい」とメッセージ。新進気鋭な若きシェフ3人の活躍が楽しみですね!
詳細情報
- 店舗
- 川 -sen-
(神戸市東灘区御影郡家2-15-11)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 12:00~L.O.22:00
※ランチは12:00~15:00(L.O.14:00) - 定休日
- 不定
- TEL
- 078-822-8880