自家焙煎珈琲の甘い香りで華やぐ寛ぎのひととき
パルシェ香りの館の『香りの喫茶室~kuyuri~』に行ってきました 淡路市
淡路島にある「香り」を楽しむ複合施設『パルシェ香りの館』の中にオープンした『香りの喫茶室~kuyuri~』。「香り」×「珈琲」をコンセプトにしたお店でこだわりの自家焙煎珈琲を味わってきました。
場所は「香りの湯」がある建物の1階。以前はお食事処として活用されていた空間が、ちょっとひと休みできる「喫茶室」として生まれ変わっています。
西側は全面窓になっていて、たっぷりと温かい光の入る開放的な空間。光の動きで静かに風景が変わっていく中、穏やかなひと時を過ごせます。
メニューの主役は自家焙煎珈琲。さらに淡路島の銘菓をお供にハーブティーやチャイも楽しめます。
「コタさん」の愛称で親しまれるとっても優しい店主の小谷さんがハンドドリップで一杯一杯淹れてくれます。
1杯目は「香ぐわしきほっと珈琲」。濃厚な色の珈琲を一口飲むと、深煎りの甘みが広がり、芳ばしい香りが後から追いかけてくるような、うっとりするほどコク深い味わいが楽しめます。
重厚ながら胃に重たく感じるような嫌な苦みはなくすっきりとしているのは、生豆から仕入れ、一粒一粒ハンドピックでカビ豆や虫食い豆、サイズの小さな豆などの欠点豆を丁寧に取り除いて焙煎しているからなのだそう。
2杯目にいただいたのは「蒼い誘惑 バタフライピー・ティー」。バタフライピーのブルーが目にも美しく、ラベンダーの甘い香りが漂います。
レモン果汁を加えるとピンクに染まり、光が当たるとさらに鮮やかに。爽やかなハーブの味わいに体の中からリラックスできる心地よい一杯でした。
3杯目にいただいたのは寒い季節に嬉しい「八角チャイ・ティー」。ストレートティーでの提供で、ブラックティーのすっきりとした味わいに八角、シナモン、ジンジャー、カルダモンなどのスパイスの香りが溶け込んでいます。
淡路島長手長栄堂の銘菓「あわじオレンジスティック」とドリンクの相性も抜群。オレンジの柔らかい酸味やチョコの甘みが、どれと合わせても素晴らしいマリアージュでした。
同施設内にある『Kaoru Café & Herb Shop』の「淡路島ハーブハンバーガー」や、『G.エルム』の「淡路島のこだわりアイス」(350円・税込)などパルシェ館内で購入したフードであれば持ち込みもOK。同店の珈琲やドリンクと一緒に楽しむことができます。
生豆のハンドピック、焙煎、グラフィックデザインのすべてを手掛けるコタさんの珈琲はドリップパックでも購入可。「ディカフェ」を選んでも物足りなさを感じない飲みごたえのある味わいには驚きです。
コタさん曰く「深煎りを極めたい」というだけあって、苦みや重さだけではない極上の深煎り珈琲。きっと、珈琲好きがはまる一杯に出会えます。
こだわりの行き届いた同店のテーマは「香り豊かな人生のひととき」。人生を彩る一瞬一瞬の、五感から感じるほのかな幸せをゆったりと味わってほしい。そんな願いのこもったお店です。
詳細情報
- 住所
- 香りの喫茶室~kuyuri~
(淡路市尾崎3025-1パルシェ香りの湯館内)
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- 金曜・土曜・日曜・祝日
- 営業時間
- 10:00〜17:00(L.O.日没CLOSE)
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