元公邸料理人が追求した究極の!衝撃の!感動のかつ丼
仁川駅前にオープンしたばかりの『かつ丼 桜花』に行ってきました 宝塚市
1月14日に阪急「仁川駅」前にオープンした「かつ丼 桜花」。メニューはかつ丼のみと直球勝負なお店です。その潔さに好奇心を掻き立てられた筆者は早速取材に行ってきました!
お店の場所は「阪急仁川駅」交差点の西角。時計のついた建物が目印です。
店内はカウンター席のみでシックで落ち着いた雰囲気です。
サモアとマーシャル諸島の日本大使館で公邸料理人をやっていたという店主の伊永さん。そんな伊永さんがあえてかつ丼専門店をやろう思ったきっかけが最高級のブランド豚の1つである"地養豚"との出会い。その味に感動し、これらの最高級のブランド豚のポテンシャルを最大限に引き出して美味しく食べてもらえるようなものを提供したいと思い、かつ丼に行き着いたのだそう。
"料理は物理と化学で考える"と言う伊永さん。温度や湿度も計算して調理することで素材のポテンシャルを最大限に上げることができるのだとか。
熟成させて旨みを増幅させたお肉をまずは温度の違う2種類の油でじっくりと低温で火入れ。調理時間は通常の3倍になりますが、ゆっくりと揚げることで肉が縮まずふわふわに仕上がるのだそう。
次に揚がった豚カツを少し保温器で落ち着かせます。揚げたては肉汁が中でぐるぐる回っているので、こうすることで全体に肉汁が広がるらしい。
そして最後に甘ダレをかけて完成!
同店のかつ丼は卵でとじない上乗せスタイル。今回は上(ロース220g)ですが、豚カツが縮んでないのですごく大きいです。
我慢できなくなってきた筆者は早速一口目をパクリ…「何これ!!」。想像をはるかに超えた、今まで食べたことのあるカツとは全然違う美味しさにびっくり!衝撃的でした。口に入れた瞬間から口の中いっぱいにお肉の旨みと甘味が広がります。
下処理にかなり手間をかけているそうで、衣はサクサクなのにとろけそうなほど柔らかい豚カツ。甘ダレとの相性も抜群で美味しすぎます。お米は香ばしさを出すために十六穀米を使用しているとのことですが、その香ばしさがカツの美味しさをますます引き立ててくれます。取材を忘れ夢中で食べてしまい、あっという間に完食でした。脂っこさと胸焼けする感じもも全然なかったです。
"変態チックなレベルのこだわり"だという伊永さんが追求した、まさに"究極のかつ丼"でした。豚カツ単品でも十分成り立つのに何故かつ丼なのかを聞いてみると、"めちゃくちゃ美味しいものを雑に食べるってすごく贅沢じゃないですか"と説得力があり納得する回答。
あまりの美味しさに中毒性すらあるのではないかと思ってしまうかつ丼に感動した筆者。取材を終えた後に"明日も食べに行きたいな"と思ってしまいました。
詳細情報
- 店舗
- かつ丼 桜花
(兵庫県宝塚市仁川北2丁目6-10 サンローゼ仁川1階)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:00〜17:00
17:00〜21:00 - 定休日
- 木曜日
- TEL
- 070-2670-5117