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白磁モノトーンの世界と懐かしの風景画展が同時開催
三木美術館 企画展「陶磁器『神秘なる白と黒』/ 絵画『懐かしの景色を訪ねて』」姫路市
三木美術館(姫路市)で、企画展「陶磁器『神秘なる白と黒』/絵画『懐かしの景色を訪ねて』」が2月29日から5月25日まで開催されます。
陶磁器の企画展として、白と黒という色に注目した展覧会。彩色をしない、ごまかしの効かない白磁からは、凛とした澄んだ音色が聞こえてくるようなシャープさが魅力だそうです。
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対照的に、桃山時代には主に茶道で黒い茶碗が珍重され、天目や楽など様々な黒いやきものが日本で発展してきました。板谷波山の香炉、道長入や了入などの楽焼、清水卯一の天目茶碗など、近代作家たちの手がける作品がモノトーンの神秘的な世界に誘います。
絵画では、懐かしさを感じる景色が描かれた作品を集めた展覧会を開催します。小山敬三の《白鷺城》は、この姫路市のシンボルともいえる姫路城を正面にとらえた堂々とした作品です。川合玉堂の《渡頭春色》のどこか懐かしい風景画の他、平山郁夫や山下清なども展示。
担当者は「この展覧会をご覧いただいて、旅行や帰省で訪れた風景、昔見た風景などを思い出しノスタルジーに浸っていただければと思います」とコメントしています。
<記者のひとこと>
白黒限定の陶磁器が揃う貴重な展示会です。個人的には黒いやきものがキリッとしていて好みですが、白いやきものには洗練さと無垢を感じます。
詳細情報
- 開催期間
- 2024年2月29日(木)~5月25日(土)
- 場所
- 三木美術館
(姫路市本町241番地)
GoogleMapsで探す - 時間
- 10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
- 入館料
- 一般(高校生以上)500円、LINEお友だち登録で300円、中学生以下無料
- 休館日
- 月曜日・火曜日 (祝祭日は開館)
※5月1日(水)は臨時休館