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古墳時代の東アジア最大級の大甕が登場!
たつの市立埋蔵文化財センター 特別展「須恵器伝来~渡来人が伝えたやきもの」たつの市
たつの市の埋蔵文化財センター(たつの市)で、1月24日より特別展「須恵器伝来~渡来人が伝えたやきもの」が開催されます。3月4日まで。
同市にある『黍田古墳群』より発掘され、復元が完了した「須恵器」19点(同館所蔵)が展示されます。
展示の目玉は高さ1mに達する「東アジア最大級の大甕」。他にも”ハソウ”という竹管などを挿すための孔を持つ壺形の須恵器、その中でもさらに珍しい「連結ハソウ」や「ビア樽形ハソウ」を展示します。
「須恵器」は4世紀末から5世紀の古墳時代にかけて朝鮮半島各地から伝来した土器で、その特徴は、窯を使い、1000℃程度の高温で焼成した青灰色の”非常に硬質な土器”の事だそう。日本古来の「縄文土器」「弥生土器」「土師器」などはもろく壊れやすい為、須恵器の伝来はとても画期的だったようです。
担当者は「播磨地域で出土した最古級の須恵器など、須恵器や写真パネルなど、100点を一堂に展示していますので、ぜひご覧いただき、播磨に上陸した渡来人の足跡を感じていただけたらと思います」とコメントしています。
<記者のひとこと>
東アジア最大級の大甕は何に使用していたのでしょうか?酒や醤油などの調味料が入っていたのかもしれないそうですが、実際はどうだったのでしょうか?とっても気になります。
詳細情報
- 会期
- 2024年1月24日(水)~3月4日(月)
- 場所
- たつの市立埋蔵文化財センター
(新宮町宮内16)
GoogleMapsで探す - 入館料
- 高校生以上 200円、小中学生 100円
※「ひょうごっ子ココロンカード等」提示で無料 - 開館時間
- 9:00~17:00(最終入館 16:30)
- 休館日
- 火曜日
- TEL
- 0791-75-5450