細かなところまでこだわりが詰まったベトナム料理
阪神甲子園駅『Vietnamese Dining & Cafe Gạo(ベトナムダイニング&カフェ ガオ)』へ行ってきました 西宮市
阪神甲子園球場のすぐ近くに昨年11月6日にオープンした「Vietnamese Dining & Cafe Gạo(ベトナムダイニング&カフェ ガオ)」は、甲子園エリアで初のベトナム料理店です。
店名の“-Gạo(ガオ)”はベトナム語で“お米”という意味で、お米を原材料にしたさまざまな料理を提供しています。日本では麺料理の「フォー」が有名ですが、同店でそれと人気を二分する「お箸がとまらない焼肉ビーフン」をいただきました。
お店に入るとカウンターとテーブル席が2つ。入り口近くにはベトナムらしいカラフルな刺繍が施されたバッグや雑貨などが並び、見ているだけで楽しい!
「焼肉ビーフン」は、たっぷりの具材の上に別添えのチリーソースをかけて、しっかり混ぜて食べるのがおすすめとのこと。
揚げ春巻きの具には珍しいさつまいも入り。自然の甘みがほんのりと、冷めてもおいしく食べられるように工夫されています。豚肉つくねの棒はなんとレモングラス!口に入れると爽やかな香りがふわっと鼻を抜けていきます。
トッピングはベトナム産の紫玉ねぎのフライドオニオンを使うことで味に深みが加わり、これがあるとないとでは全然違うんですよ、と細部にまでこだわりが。
お肉の香ばしさやスパイスの香り、さまざまな食感と甘酸っぱいチリソース…お互いを邪魔しない完璧なバランスは、まさに“お箸がとまらない”のネーミング通り。
食後の「練乳入りベトナムコーヒー」は、専用のフィルターを使って一杯ずつ入れてくれます。練乳の量や抽出の濃さなどは好みによって調節してくれるのだそう。
練乳入りと聞いて甘ったるいコーヒーを想像していましたが、苦味の強いコーヒー豆を使うことで何ともいえない甘い香りとコクが感じられます。氷を入れたグラスに移し替えて飲むという現地の人の楽しみ方も教えてくれました。
オーナーのファムさんはベトナム・ホーチミン出身。お父様はベトナムでフレンチシェフをしていたので、小さい頃からいろいろな食材に触れることが多かったのだとか。
納得するまで試作を繰り返し、一つ一つ丁寧に作るこだわりが詰まった料理の数々。今まで食べたものとは一味も二味も違うやさしく洗練されたベトナム料理を体験できました。
詳細情報
- 店舗
- Vietnamese Dining & Cafe Gạo(ベトナムダイニング&カフェ ガオ)
(西宮市甲子園八番町2‐5 プロシード2F)
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- 月〜金曜日 9:00~15:00
土 11:00~L.O.20:00
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- 日曜日