昭和レトロ感漂うスパイスカレーとおばんざいの店
三宮・東門街にある『スパイスカレー 花房』であいがけカレーを食べてきました 神戸市
1月9日にオープンした『スパイスカレー 花房』(神戸市中央区)は、『小料理屋 花房』の女将がプロデュースするスパイスカレーのお店。最近は小盛りのカレーにおばんざい、ドリンク一杯がいただける「昼呑みカレーセット」の提供も始められました。
お店があるのは東門街を半分ほど歩くと見えてくる「焼き鳥さむらい」の南側の路地を入った辺り。「南天本店」の隣の階段を上がって2階にお店を構えています。
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前のお店の内装をそのまま活用し昭和の面影を残す店内は、コンセプトの「古き良き昭和」という言葉がしっくりくる雰囲気。カウンターにある窪みは肘置きとして作られたものだそうで、昔のスナックには多い形だったんだそう。席に座るとカフェやバーとは違うカウンターの距離感がなんとも新鮮です。
テーブル席の壁には山口百恵や美空ひばりなど時代を彩った歌手のレコードがズラリ。どっぷり昭和に浸れるこの空間を切り盛りしているのが30代のオーナーと聞いて驚きました...!
料理はオーナーの”ゆうさん”と割烹出身の”りおさん”のお二人が担当。釣りが趣味のゆうさんが釣った魚をお店で振舞うことも多く、スパイスカレーには海鮮出汁が使われています。
早速あいがけカレーをいただくことに。この日は、パクチーと味玉をトッピングしてサラダも追加でオーダーしました。
パッと華やかなプレートにはたっぷりのカレーとおばんざいが盛り付けられ見た目から食欲をそそります。
まずは鯛出汁カレーを食べてみるとマイルドな口当たりで出汁の旨味と鯛の身の甘さにほっこり。あさり出汁カレーは貝のエキスが口いっぱいに広がります!あさりの身も入っていてナッツの食感や、ピクルスの酸っぱさなど一度にさまざまな味が堪能できる大満足な一皿です。
魚介と昆布で取った出汁で作るスパイスカレーは、クミン、カルダモン、コリアンダー、ターメリックとシンプルな配合にされていて、懐かしさを漂わせる味わいはおばんざいとも相性抜群♪
辛さが欲しい人は自家製のラー油もオススメです。一滴でもピリッと辛いラー油は、干しエビを使いエビの香りを含ませたもの。日によってはラー油も違うものが提供されるそうなので、来店時はぜひ試してみてください。
シンプルな味付けで家庭的なマカロニサラダは、具材の切り方や色のバランスがステキで目でも楽しい一品です。
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そして筆者がお気に入りだったのがきのこのゆず浸しです。きのこの風味と出汁香る一品はゆずの香りが爽やかでりおさんの技が光ります。家庭的な一品から本格的な和食まで幅広いメニューを提供していてすっかりファンになってしまいました♡
今なお残る昭和の雰囲気を味わってみてください。
- 場所
- スパイスカレー花房
(神戸市中央区中山手通1-14 2F )
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