輸入食材のエキスパートの店主が作る料理が絶品
阪急武庫之荘駅近くのパニーニ専門店『ムコパニ』でランチを食べてきました 尼崎市
阪急武庫之荘駅近くに珍しいパニーニ専門店を見つけたので、早速ランチを食べに行ってきました。
2022年にオープンした『ムコパニ』(尼崎市)は、鮮やかな青い屋根がオシャレなお店。
店主の水野さんは、以前星付きレストランなどに食材を卸す輸入食品卸会社に勤めておられ、働いていく中でもっと一般の方にも、海外の食材や文化を伝えたいとの想いから同店のオープンを決意。
店内に入るとすぐ左手に、メニュー表があり好きな具材のパニーニを選びます。具材は、生ハムやチキン、イベリコ豚などたくさんあってどれもおいしそうですが、筆者は人気の「15か月熟成生ハム、イタリア産ルッコラ、ペコリーノチーズのパニーニ」をオーダーし、4種類の中から2つのタパス(お惣菜)選べる「パニ弁」もお願いしました。
ショーケースには、本日のお惣菜が並んでおり、どれもオシャレでおいしそうです。筆者は店主おススメの「野菜のピスト(ラタトゥイユ)」と「ポテトのスペイン風オムレツ」をいただきます。
店内は、入り口のドアと壁がガラス張りなので、優しい日の光が差し込み明るい空間です。テーブルや椅子はシックな色合いで統一されており、上品な印象をうけました。
早速、料理が運ばれてきました。お皿からはみ出そうなくらい大きなパニーニと2種類のタパスが盛り付けられています。
「野菜のピスト(ラタトゥイユ)」のピストとは、ズッキーニ、パプリカ、ナス、トマト、玉ねぎなどをトマトで煮込んで作るスペインの郷土料理で、ナスなどの野菜が口の中でトロトロととけ、素材の味がしっかり感じられました。
「ポテトのスペイン風オムレツ」は、別名「トルティージャ」と呼ばれるスペイン料理の一つで、たっぷりのポテトがふわふわの玉子に包まれています。ガーリックマヨネーズのソースが食欲をそそる味で、パクパク食べ進められました。
最後にメインの「パニーニ」を実食します。「パニーニ」とは、イタリア生まれの温かいサンドイッチのことで、筆者は食べるのが初めてです。具材には、とことんこだわっていて、パニーニに一番良く合うというスペイン産の15か月熟成した"ハモンセラーノ”と、イタリア産"ルッコラ”、イタリア産の羊のチーズである"ペコリーノチーズ”を使用しています。
一口食べると、生ハムの凝縮されたコクのある味わいが口いっぱいに広がり、後から新鮮なルッコラの辛みがピリリときます。今まで食べてきたルッコラの中で一番食べやすく、塩気のある生ハムと濃厚で甘みのあるペコリーノチーズと相性抜群です。
「海外の食材の良さや、その食材がどんな場所でどんな風に育てられたかをも知ってほしい」と話す水野さん。筆者も海外の食文化について興味があったので、店主の経験や知識をたくさん聞き、料理がより一層おいしく感じられました。
詳細情報
- 店舗
- ムコパニ
(尼崎市武庫之荘1-12-16)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:00~17:00
- 定休日
- 水曜日
- TEL
- 06-7182-7929