未来につながるものづくり★工房体験やカフェも併設
淡路島旧江井小学校跡地にアパレル複合施設『ei-to(エイト)』誕生 淡路市
淡路島で廃校となっていた旧江井小学校の跡地が、アパレルのギャラリー&ショップやカフェ、コワーキングスペース等を含む複合施設『ei-to(エイト)』として生まれ変わりました。
運営を手掛けるのは、旧江井小学校が創業者・増見哲男氏の母校でもあるという「株式会社増見哲」。同社が自社ブランドのフラッグショップとなる場所を探す中でたどり着いた同施設には、アパレルショップを超えた様々な魅力が詰まっています。
コンセプトのひとつは「未来へつながるものづくり」。資材を使い捨てにしない循環サイクルを生み出す工夫が凝らされた商品を購入できたり、技術を体験し学んだりできます。
ギャラリー&ショップ、カフェ、工房、ジオラマ展示室、コワーキングスペース、スタジオ等を併設し、自社ブランド”kapoc”の商品だけでなく、淡路島で活動している藍染家と島の服ブランドも販売。
商品だけではなく、廃材を使用して造られた造形物の展示や、海に捨てられているものを再利用した照明やスピーカーなどサスティナブルな仕掛けが随所に施されています。訪れる人が一歩立ち止まって考えるきっかけになればという想いが込められているのだそう。
大阪心斎橋で25年続く自家焙煎スペシャルティーコーヒー専門店『Le premier cafe』のカフェも併設し、自社ブレンド(550円・税込~)や、各種シングルコーヒーを提供。8時~11時まではモーニングの提供もあり、3月頃からはランチも開始予定です。
ギャラリーショップでは様々なファッションの催事が計画されていて、工房ではシルクスクリーンプリント体験や藍染体験が可能。訪れるたびに新しい気付きが生まれるカルチャーハブステーションとなりそうです。
<記者のひとこと>
ずっと残るものの持つ強さや美しさには理由があって、その技術や素材や想いを知ることは「残したい」という願いを育み、ほんとうのサスティナブルにつながる一歩になりそう。筆者も上質なものづくりに触れて美味しい珈琲を飲み、感性を磨くひとときを過ごしに行きたいと思います。
詳細情報
- 住所
- ei-to
(淡路市江井2622-3)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 〇カフェ
8:00~18:00
〇ショップ
<冬期>11月~3月
平日11:00~17:00
土日祝日10:00~18:00
<夏期>4月~10月
終日 10:00~18:00
※変動有り - 定休日
- 不定休
※休日は12月31日・1月1日~3日のみ - 駐車場
- 18台
- TEL
- 0799-70-9129