県内でも有数のパワースポットとしても知られる『五色塚古墳』（神戸市垂水区）で、「初日の出」に合わせた特別開園が2024年1月1日に行われます。

五色塚古墳　写真提供／神戸市文化財課

同古墳は4世紀後半に築造されたと推定されている県内最大の前方後円墳。元日には地上18.8ｍの高さからご来光を望むことができます。

後円部墳頂からの景色　写真提供／神戸市文化財課

3段に築かれた墳丘の斜面には大小の石が葺かれており、築造当時に使用された石の総数は223万個・総重量2,784トンにのぼるそうです。古墳の内部には当時この土地を支配していた豪族が葬られている説が有力視されています。

1965（昭和40）年から10年の歳月をかけて発掘調査と復元整備が行われ、1975（昭和50）年より広く一般に開放されるようになりました。