神戸市灘区の商業施設『サザンモール六甲B612』が、大規模改修を実施することを発表。阪神淡路大震災の発生から30年が経ち、また施設の創業25周年を迎える節目を記念したもので、新たな施設のお披露目は今年12月ごろの予定です。

完成予想図（2024年12月）

同施設の前身となる「ROKKO23（ヴァントワァ）」は、1995年1月17日の「阪神淡路大震災」によってすべての建物が全壊。その後、2000年に震災から復興し現在の施設『サザンモール六甲B612』が誕生しました。

阪神淡路大震災　当時の様子

前身の『ROKKO23（ヴァントワァ）』は、1992年に建設省（現：国土交通省）が主催する「都市景観大賞」や、「神戸市建築文化賞」、「神戸建築100選」に選ばれるなど、注目を集めた施設。今回の改修ではそんな施設の再来を思わせる「煉瓦倉庫」風のデザインで、生まれ変わる予定です。

完成予想図（2024年12月）

新たな施設のお披露目は今年12月ごろの予定。担当者は「歴史と新しい風景が融合しながら、未来へ受け継げられるような『まちづくり』の一翼を担えたい」とコメントしています。