都会のすぐ近くの隠れ家のような森で自然肉を満喫
湯元町の『森の農(もりのみのり)』で本格ボタン鍋を食べてきました 西宮市
西宮の中心地からも宝塚の中心地からも車で約20分ほどの場所にある隠れ家のような森で自然を満喫できるスポットがあるのをご存知でしょうか。
西宮市と宝塚市の境目である西宮市湯元町にある『森の農(もりのみのり)』。道路から一歩入ると、そこには別世界のような自然に囲まれた広い敷地が広がっています。
自然肉・ジビエを提供してくれる同店。鹿肉のトマト煮込みやカレーなどもあり、ガーデンダイニングBBQもありましたが、今回は寒い季節になると食べたくなる「ぼたん鍋」を食べてみることにしました。
木のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気の店内席のほかにも屋外にいくつかのテラス席やテント席があります。テラス席とテント席はワンちゃんもOKでワンちゃん用のごはんとおやつも提供してくれ、店内のものと同じ肉を使用したヒューマングレードのメニューもあります。
寒いながらも気持ちのいい天気だったのでこちらのテラス席で食べることに。暖かい季節だとフルオープンなのですが、今の季節はビニールが付けられていて中にも暖房があるので暖かくて心地よかったです。
先付けとぼたん鍋の具材が到着。脂の乗った猪肉が美しいです。準備の間に先付けから食べましたが、低温調理された「鹿肉のコンフィ」の柔らかさにびっくり!臭みもクセも全くなくコクがあって美味しいです。
牛や豚と比べ低温で溶ける猪肉は脂っぽくなく煮込めば煮込むほど美味しくなるのだそう。出来上がりまでを全て店員さんがしてくれるので美味しくなるのを待つだけです。
同店のぼたん鍋は丹波篠山の篠山流料亭式の流れを組む本格的な味付け。スープは3種類の京の味噌をベースにアレンジ加えたもので、煮ても辛くならないのだそう。
じっくり煮込まれた猪肉はプリップリで柔らかく旨みが濃くて少し甘さもあって美味しい!脂身部分はとろけるような感じなのに脂っこさが全然ありません。ほどよい塩気と甘みのある繊細な味わいのスープがお肉と野菜の旨みを引き立ててくれます。
最後には同店の名物絶品〆ごはん。鍋の旨みがたっぷりのスープにご飯と半熟卵、そしてなんと牡蠣。
半熟卵を混ぜ合わせ大粒の牡蠣をパクリ。山の幸と海の幸の旨みのコラボは反則級の美味しさでした!
食後は敷地内で養蜂もしているという同店のはちみつを使用したドリンクでほっこり。
まだまだ流通が確立されていない自然肉ですが、”食べる"ことでバランスが良くなり、獣害などを減らし山と人間の共生を実現させるため、食べてみるきっかけになりたいとの思いで安心安全なものを美味しく提供することにこだわる同店。説得力のあるこの思いがすごく印象に残りました。
詳細情報
- 店舗
- 森の農(もりのみのり)
(西宮市湯元町6-10)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- [月曜日、木曜日、金曜日]
ランチ 11:00〜15:00(L.O.14:30)※予約優先
ディナー 17:00〜22:00(L.O.20:30)※事前予約のみ
[土曜日、日曜日、祝日]
ランチ 11:00〜15:00(L.O.14:30)※予約優先
ディナー 17:00〜22:00(L.O.20:30)※予約優先 - 定休日
- 火曜日、水曜日
- TEL
- 0798-42-8288