県外から遊びに来た友人が「宝塚らしいところに行きたいな〜」ということで、花のみちにある『Molto Buono（モルトボーノ）宝塚店 zucafe』でちょっと優雅な気分のランチをしてきました。

お店の場所は宝塚駅から宝塚大劇場までを繋ぐ散策道の花のみちの入り口あたりにある「花のみちセルカ1番館」の1F。ヨーロッパ調の外観は実に宝塚らしい雰囲気です。

花のみちから続いているように雰囲気を合わしたという内装。

大きな窓からは真正面にある宝塚ホテルが見え、宝塚を象徴する絵葉書のような景色に包まれます。

"歴史と文化を食で彩るまちづくり"をコンセプトにしているという同店。宝塚の玄関口とも言える場所にあることもあり、訪れた人に"宝塚のことをもっと知ってもらいたい”との思いで、店内には宝塚が発祥の地のウイルキンソンの歴史を説明するポスターや、画家・井上正三氏によって宝塚の街が描かれた水彩画などが展示されています。

ランチメニュー「選べる樽生セット」2,145円（税込）

生パスタ専門イタリアンとして人気の「モルト・ボーノ」の宝塚特別バージョンのお店として誕生した同店は、もちもちの生パスタと樽生ワインを売りにしたお店。せっかくなのでワインも一緒に楽しもうと思い、「選べる樽生セット」をチョイス。パスタ、ワイン、バケットは好きなものを選べます。

お昼からワインを飲むなんてそれだけでなんだか優雅な気分。窓際の席に座ったのですが、窓から見える景色が一層そんな気分にさせてくれます。

こちらのパスタは「ぷりぷり海老とほうれん草のトマトクリーム」。ワインは樽生ワインの赤「カベール」をチョイス。

もちもち食感の生パスタにソースがしっかりと絡み、少し大きめの具材とのバランスもよく美味しい！コシのある麺は麺自体の旨みもありワインとよく合います。

そしてこちらは一番人気だという「スモークチキンとたっぷりキノコのジェノベーゼ」。ワインは樽生スパークリングワインの白「プロドライ」。

良い香りのするバジルとスモークチキンの相性が良く、もちもちの麺とキノコ、チキンのそれぞれの食感の混じり合う感じが絶妙でした。

＜追加ワイン＞樽生ワイン（ロゼ）「レガンディーノ」、樽生スパークリングワイン（白）「プロドライ」　各605円（税込）

直に樽詰めされ日光に当てずに出荷され、開栓するときに初めて日光に当たるというフレッシュな「樽生ワイン」は重くなくてすごく飲みやすい！もっと飲みたくなっておかわりでもう1杯飲んでしまいました。

夜にはリゾットやピザ、アラカルトなども提供される同店。"歌劇のまち宝塚"を象徴する異国のような街並みの中で、ワインと共に楽しむランチは"これぞタカラヅカ"という優雅な気分にさせてくれ、宝塚らしさを存分に感じさせてくれるお店でした。