阪急塚口駅から徒歩約2分の所にある、老舗のスパゲッティ専門店『タント』（尼崎市）でランチを食べてきました。

1978年創業の同店は “Simple is Best” をコンセプトに、美味しい料理をリーズナブルな価格で提供しており、長年地域の方々に愛されています。

店内は歴史を感じるレトロ空間で、一人でも入りやすい雰囲気。筆者はお昼のピークを過ぎた時間に取材へ訪れたのですが、1人で食事を楽しんでいるお客さんが多数訪れていました。

同店のスパゲティのメニューは9種類ほどあり、その中でも「なすとベーコン」、「えびのトマトソース」はオープン当時から人気だそうで、大半のメニューは1,000円以下で食べられます。長年通われている常連さんの中には、週2～3回訪れる方もいるのだとか。

今回筆者は内容を見ているだけでもよだれがでできそうな「海鮮デラックス」を注文しました。

「海鮮デラックス」1,530円（税込）

運ばれてきた瞬間、豪華すぎる見た目にワクワクが止まりません♡「デラックス」の名にふさわしく、紅ズワイ蟹、えび、ほたて、イカがあふれんばかりに盛り付けられています。魚介が好きな筆者には夢のような一品です。

まずは「えび」からいただくと、プリプリの食感にガーリックバターのソースが染みこんでいて、一口目から全てがおいしいと確信させてくれる味でした。

大ぶりな「ほたて」は内包する旨味と甘みがしっかり感じられ、「イカ」は歯ごたえがあり素材の味を楽しめました。

お待ちかねである大好物の「蟹」を試食。スパゲティにここまでたくさんの蟹が乗っているのを食べるのは、人生初。贅沢にたくさん頬張ると口の中で蟹の旨味とソースの美味さが広がります。食べるごとにおいしさが更新され、何度も「んん～、美味しい」と唸ってしまいました。

麺は1.6mmの国産のものを使用しており、もちもちの食感でソースがしっかり絡んでいました。ガーリックバターのソースは、意外にもあっさりしていて、最後の最後まで飽きることなく食べることができます。このクオリティで1,530円とは本当に驚愕の価格です。

「タントパンチ」300円（税込）

同店オリジナルの「タントパンチ」も試飲させていただきました。ブドウを中心とし、ほかに4種類ほどのフルーツがミックスされているそうで、飲んでみるとぶどうの濃い味とシュワシュワと感じる炭酸の爽やかさで口の中をさっぱりさせてくれました。

ほかにも、リーズナブルな価格でいただける「ミートソース」や「えびと青じそ」など気になるものがまだまだあるので、ぜひまた次の機会に訪れてみたいと思います。