3年間丹精込めて過保護に育てたとらふぐを実食!
淡路島の“冬の味”!「淡路島3年とらふぐ」淡路市・洲本市・南あわじ市
海に囲まれた島だからこそ味わえる新鮮な海産物から畜産、野菜、果物に至るまで“食材の宝庫”と称される淡路島。淡路島の冬の味覚として親しまれている『淡路島3年とらふぐ』が旬を迎えています。
![提供画像](/img/articles/45700-45799/45788/img656d6ffa9a23d_xl.jpg)
しらすやサワラ、鱧といった海産物が特に人気の高い淡路島の冬の味覚と言えば、なんといっても『淡路島3年とらふぐ』!南あわじ市福良湾で育った『淡路島3年とらふぐ』は、全国の養殖場でも1番水温が低く、日本一潮の流れの速い鳴門海峡近くで養殖しているため、身がしまり味は濃厚で、天然ものに引けをとらないのだとか。
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一般的に養殖のフグは2年目で出荷されていますが、さらに1年間長く育てられた『淡路島3年とらふぐ』は、2年目の2倍近くにも成長し、白子も大きくなるんですって!
![左から1年もの、2年もの、そして一番右の大きいものが3年間大事に育てられた『淡路島3年とらふぐ』です!](/img/articles/45700-45799/45788/img656d70163cd4c_xl.jpg)
40年ほど前からトラフグの養殖に取り組む福良港。他の養殖場では、2年間育成された800g以下のものが多く出荷している中で、『淡路島3年とらふぐ』は生存率の下がるリスクを負いながら1年間長く育成、1.2~1.8kgにまで育て出荷しているのだとか。1.2kg以上になると、養殖魚特有の黒いすじも消え、身がぎゅっとしまり、天然のトラフグとほとんど変わらない美味しさになるのだそう。
![淡路島3年とらふぐを持つ淡路島観光協会会長の木下学さんと、淡路島観光アンバサダーの山中さん(左)と池田さん(右)](/img/articles/45700-45799/45788/img656d71ca444d7_xl.jpg)
そんな『淡路島3年とらふぐ』を筆者も実際に味わってみました。
まずは「てっさ」から。薄く切られた『淡路島3年とらふぐ』の身は透明感たっぷり!ふぐの身の弾力や濃厚な味わいをふんだんに感じることができます。特にふぐの皮を湯引きした「てっぴ」はこりこりとした食感がなんとも言えず絶品でした!
お次は「ふぐの唐揚げ」。淡白な味のふぐのイメージが覆されるジューシーさで、濃厚な旨味とふわふわの身を存分に堪能できました。
そして冬のふぐ料理の定番と言えば「てっちり」ですよね。ふぐの旨味が十二分に溶け出した出汁は、一口含むだけで多幸感に包まれます!お鍋にすることでふんわり柔らかくなった肉厚の身はしっとりと濃厚な味わい。そして筆者も大好きな白子はとろけるようなクリーミーさで、おもわずため息が漏れてしまいました!
![香りが芳醇なふぐのヒレ酒といただくと、天国のような味わい!](/img/articles/45700-45799/45788/img656d70e7e602b_xl.jpg)
〆はもちろん雑炊で、ふぐの旨味たっぷりのお出汁を余すことなくいただきます。滋味深い味わいはまさに感動のクライマックス!身も心もすっかり『淡路島3年とらふぐ』に魅了されました。
淡路島にはほかにも「あわぢびーる」や、南あわじ市の「都美人酒造」、淡路市の「淡路島 千年一酒造」などふぐ料理にぴったりのお酒が揃うほか、「淡路島牛乳」の「モーツァルト牛乳」や「匠」、プリンやヨーグルトなど、豊かな自然に囲まれた土地ならではの食の魅力を存分に感じることができます。
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『淡路島3年とらふぐ』は11月より淡路島のホテルや旅館、料理店で提供。この時期ならではの味わい『淡路島3年とらふぐ』を体感しに、ぜひ淡路島へ足を運んでみて。
詳細情報
- 旬
- 11月~3月頃まで
- 場所
- 淡路島のホテル、旅館など
詳細はこちらこちら