西宮北口駅から徒歩5分、駅前の喧騒から少し離れたエリアにある『パスタピッコラ（Pasta Piccola）』は、あたたかい雰囲気で食事ができるカジュアルイタリアン。

「Bランチ」1,650円（税込）

パスタに前菜やサラダ、ドリンクがついた「Bランチ」が大満足だと聞いて行ってきました。

隠れ家的な雰囲気

友人の家を訪ねたかのようなグリーンがいっぱいの入り口を抜けると、店内は思っていた以上に広くてびっくり。

壁際はソファー席で子どもも安心

右手にカウンター席、左手にはテーブル席がずらりと並び、テーブルをくっつけるとたくさんの人数でも一緒に食事できそうです。

前菜が3種とサラダ

ランチの前菜はサラダと合わせて一皿で提供され、これが結構なボリューム♪「わかさぎのフリット」は、チーズが入ったサクサクの衣が心地よく、バルサミコソースでさっぱりといただきます。

肉厚な玉ねぎは塩と胡椒とオリーブオイルのシンプルな味つけだけで十分美味しい

にんにくが効いた「いんげんのアーリオ オーリオ」や、時間をかけて火を入れる「淡路島玉ねぎのオーブン焼き」は玉ねぎ本来の甘みがしっかりと引き出されていました。

パスタはトマト系かオイル系から選べます

週替わりのパスタは「イカと青菜のオイルソースパスタ」。野菜はシャキシャキと歯ごたえを残し、数種類のきのこが風味を増してくれます。たっぷりのイカとパスタの量も多めなのでお腹いっぱいに。

モチモチで食べごたえ抜群の自家製フォカッチャは、毎朝店内で焼き上げるのだそう。オリーブオイルやパスタソースにつけていただきました。

生パスタやニョッキも

店名を見て“パスタ専門店”かと思いましたが、お酒が進みそうな前菜やメイン料理、リゾット、ピッツァまでメニューはかなり充実。

印象に残ったのは、お店の雰囲気がとてもあたたかいこと。店長の喜村さんをはじめスタッフみなさんの仲も良いそうで、そんな和やかな空気がお客さんにも伝わるのか、リピーターさんが多いのだそう。

夜はゆっくりワインを飲みながら食事を楽しむ人も

デートで来ていたカップルが結婚して子供を連れて来店してくれたり、常連さんが引っ越ししてからも遠くから来てくれたり…そんな人々の人生に家族のように関われることが嬉しい、と喜村さんは話します。

阪神淡路大震災後にオープンして28年。日常を忘れて小さな幸せを感じてもらえるようにと作った空間は、地域の人々の思い出の場所、安心できる場所として存在しています。