おうちのような場所で家庭では味わえないお料理を♡
夙川サンライフ阪急高架下にオープンした『senの台所』に行ってきました 西宮市
西宮市阪急高架下の商店街・夙川サンライフにはたくさんの商店が並んでいます。その一角におしゃれな飲食店『senの台所』(西宮市)がオープンしたと聞き、取材へ行ってきました。
昔ながらの八百屋さんや居酒屋さんが並ぶ通りに昨年の11月に現れた同店は、店主のセンスが光る店構えが特徴的。
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店内は、カウンター席4席と、2人がけの机が2席。「おうちに遊びに行く感覚のお店です」と店主の大橋さん。”アットホーム”という言葉がまさにピッタリなお店です。
食器を始めすべての小物にセンスがあり、その全てに物語が詰まってるそうで、取材中に色々エピソードを聞かせてもらいました。旅をするのが好きな店主さんは、色々な場所を訪れて良い物や食材に出会うことをたゆみなく続けているのだとか。
「お豆が手に入りましたよ」と、炊いた土鍋を見せてくれました。お米は京都の「ヒノヒカリ」を使用。席とキッチンが分かれていないため、本当に知り合いのリビングに訪れたような感覚です。調理する背中を見ながらいい香りいい音を感じます。まさに「台所」です。
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素敵な雰囲気に囲まれ、既に同店の虜になった筆者。今回取材させてもらったメニューは「むしやしない」。「腹の虫を養う」と言う意味の京言葉だそうで、腹八分目の一汁一菜で体に優しいメニューです。同店は、朝7時半から営業しているので、朝ごはんにもぴったり♪
料理人としてのキャリアはフランス料理から始まり、日本料理店でも修業した経験を持つ大橋さん。「四季があり、色とりどりで繊細な日本料理にどっぷりはまってしまった」と語ります。現在のジャンルは幅広く、お菓子やエスニック、おせち料理も作られるそう。一見家庭料理と同じように見えますが、味付けは優しくとても繊細。全く家庭の”台所”ではありませんでした。
お家にお邪魔したようにのんびりと美味しい料理を堪能させてもらった後は、珈琲もいただくことに。豆は宝塚や東京からデザートに合うよう酸味や苦みを抑えたものを仕入れ、挽きたてを淹れてくれます。
珈琲のおともに注文した「プリン」は、カラメルの多さにびっくり!名前の通りしっかりとした歯ごたえがある昔ながらの味わいでした。平飼い卵を使用し、無駄なものも一切入れていない贅沢な一品です。
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いたるところに細やかな思いやりが感じられ、何度も来たい!そう思わせてくれる店主さんのお人柄。「料理は人との繋がりのツール、毎日の句読点のようなお店になれば」と素敵な想いも聞かせていただきました。ぜひこの雰囲気を味わってみて下さい。
- 場所
- senの台所
(西宮市西田1-5 阪急夙川サンらいふ内 )
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