日本の郷土玩具や世界160ヶ国の玩具など、9万点を超えるコレクションを所蔵する『日本玩具博物館』（姫路市）で、冬の特別展「世界のクリスマス＊喜びの造形」が開催されています。2024年1月28日まで。

麦わら飾りのオーナメント（スウェーデン）

「クリスマス飾りを通して世界各地のクリスマス風景を描き、この行事の意味を知ることの楽しさを伝えたい」という思いで企画され、今年で38回目を迎える同展。

会場では世界55ヶ国のクリスマス・オーナメントを、北欧、中欧、東欧、南欧、北米、中南米、中近東･アフリカ、アジア･オセアニアの8つの地域に分けて展示し、各地のクリスマス飾りの特徴を紹介します。

ヒョウタンの中のキリスト降誕人形　ペルー　アヤクーチョ県

本場ヨーロッパの伝統あるオーナメントはもちろん、メキシコ、ペルー、ブラジルなどのラテンアメリカ諸国の民芸的な造形をした個性的なオーナメントも多数展示されています。

麦穂とハートのオーナメント

12月9日、10日にはオーナメント作りのワークショップ（申し込み制）も開催。9日には太陽を讃える喜びのオーナメント「サウリーテ」を、10日にはスイスなどの伝統的なオーナメントを参考にした麦穂とハートのオーナメントをそれぞれ作成することができます。

そのほか、展示の解説会やクリスマス絵本の朗読会（12月17日）などの関連イベントも予定されています。