2024年1月25日、26日の二日間、あいめっせホール（姫路市）で第7回 城郭市民セミナー「第19回 全国城跡等石垣整備調査研究会」が開催されます。入場無料。

「全国城跡等石垣整備調査研究会」は、文化財としての石垣を守り伝えるべく、その技術保存・継承に向けて議論する唯一の全国大会です。同市での開催は、第1回、第10回に引き続き3回目。

25日は、奈良文化財研究所所長・本中眞さんによる基調講演、特別史跡姫路城跡石垣保存修理工事と日常管理の課題の報告。26日は、姫路城をはじめとした各地の城郭や石橋の保存修理や耐震診断に関する個別報告を踏まえ、金沢城調査研究所所長・冨田和気夫さんをコーディネーターに迎え、「文化財石垣保存修理20年の歩みとこれから」をテーマに、専門家と共にパネルディスカッションを行います。

担当者は「近年のお城ブームの影響で、建造物だけでなく石垣への関心も高まっています。石垣のプロが姫路に集まり、石垣の修理事例や課題について報告し、議論し、情報交換を行います。石垣に関心のある方や専門的に話を聞いてみたい方、この貴重な機会にぜひお越しください」と参加を呼びかけています。

セミナー参加には原則二日間とも聴講可能な方、応募多数の場合は抽選となります。12月22日までに「公式サイト」か「往復はがき」による事前申込が必要です。