このイベントは終了しました。
アール・デコを代表するイラストレーター・バルビエについて学ぶ
神戸松蔭女子学院大学で公開講座「バルビエ および その時代」開催
神戸松蔭女子学院大学(神戸市灘区)で令和5年度・後期公開講座「バルビエ および その時代」が12月2日に開催されます。現在受講者を募集中(先着順)。
同大学の図書館に多数所蔵されている、アール・デコ最高のイラストレーターと称されるジョルジュ・バルビエのポショワール(西洋版画の一種)をテーマに、バルビエとその時代や背景についての講義が行われます。
ジョルジュ・バルビエは、1900年代前半にフランス・パリで活躍したイラストレーターで、当時のヨーロッパにおけるグラフィックアート界の代表的な人物の一人。彼が描くアール・デコ様式の洗練されたイラストは、19世紀にヨーロッパで流行した日本趣味(ジャポニスム)や中国趣味(シノワズリ)の影響が色濃く反映されているそうです。

講義は2号館にある213教室で行われますが、途中、図書館へ移動し作品の実物を数点鑑賞することができるそう。また、同学所蔵のバルビエ作品を用いた「オリジナル2024年カレンダー」のチャリティー販売も予定されています。
担当者は「バルビエはアールデコ=産業革命により機械化が進む時代においてポショワールという『精密な手刷り版画』にこだわっており、講義を聴き実物も数点ご覧いただくことで、作品の繊細さや洗練を感じて頂けるのではと思います」とコメントしています。
<記者のひとこと>
日本ではアール・ヌーヴォーの巨匠・ミュシャのイラストが人気ですが、バルビエの作品も負けず劣らずな魅力を持っていると思います。ちなみに当日は「バルビエクリアファイル」などの “おみやげ” も予定されているそうですよ♪
詳細情報
- 開催日
- 2023年12月2日(土)
- 場所
- 神戸松蔭女子学院大学 213 教室
(神戸市灘区篠原伯母野山町1丁目2-1)
GoogleMapsで探す - 時間
- 10:30~12:00
- 受講料
- 無料
- 定員・参加方法
- 先着200人
WEB申し込みはこちら - 問い合わせ
- 神戸松蔭女子学院大学 企画課
TEL 078-882-6159(平日9:00~17:00)