全ての料理にトリュフ使用!夜景と共に贅の極みを体感
神戸ポートタワーホテルにできたトリュフ専門店『HIDE OUT』で実食 神戸市
メリケンパークそばの神戸ポートタワーホテル最上階にあるレストラン『HIDE OUT(ハイドアウト)』(神戸市中央区)に行ってきました。11月14日にオープンした新店です。
以前は「神戸倶楽部」というフレンチレストランでしたが、コロナ禍で休業。ホテル営業の再開に合わせ、リニューアルし、新たに神戸で初めてのトリュフ専門レストランに生まれ変わりました。
店内は3方に大きな窓が配され、13階からの景色は想像を絶する美しさ。夜景の美しさが映えるよう、光を落とした店内は落ち着きを保ち、上質で特別な空間の中で食事を楽しめます。
敷居もお値段も高そうな同店ですが、メニューを開くと、コース料理は5,500円と8,800円。アラカルトは前菜なら730円、メインも1,000円台から用意されています。
トリュフ専門店と銘打つだけあって、すべての料理にトリュフが入っているとのこと。今回は「SHIRO」(8,800円)を奮発していただきます。
まず前菜として順にいただいたのが写真の3種。
ロワイヤルはカツオ出汁をベースに鶏ガラを加え、そこにふわふわに削られたトリュフが香り立ちます。中にはチェリーモッツアレラと切り餅がかくされ、とろりとした食感が楽しい一皿からのスタート。
明石鯛を使ったカルパッチョにはスライスされたトリュフが、鮪にはトリュフオイルとパウダーもたっぷりかけられています。食感を味わうスライスと、ふわっとより香り高くなる削り、ふたつのトリュフの違いを愉しみながら次の料理に。
中に忍ばせた胡麻豆腐や明石鯛、白ネギや椎茸などを削りトリュフの香りと一緒にいただけるこの料理には、ピリッとした和辛子のアクセントにトリュフオイルとパウダーでまろやかさも。
次に供された一皿の鮮やかな色味に驚き。ブランド卵「龍の玉子」と蟹身をたっぷり入れることで、塩などの調味を一切せず鰹出汁の餡と素材の旨味だけで美味しさを引き出したそう。
そしてひとくちコロッケで蟹とトリュフのハーモニーを愉しんだ後、お蕎麦が登場。
十割そばと削りトリュフを一緒に、無塩バターとトリュフオイルを使ったまろやかなつけ汁でいただきます。
メインの肉料理では、目の前でトリュフを削られるので、その場で芳醇な香りが立ち込めます。スライストリュフをかきわけながら黒毛和牛の赤身(ラム芯)を堪能できる貴重な経験も。
〆のパエリアもその場でトリュフをスライス。火が入っても美味しさが続く北海道産生雲丹の甘味に感激しつつ、デザート2種に別腹をスタンバイ。
「日本の懐石料理のようにいろいろ楽しめるよう。贅沢なトリュフをたくさん味わってほしいので考案しました。トリュフファンに気軽に足を運んでほしい」と話す岡田シェフ。
フレッシュトリュフをこんなにたくさん口にしたのは、生まれて初めて。次はアラカルトでナチュラルワインとトリュフ料理をあわせたいと思います。
※文中表記価格はすべて税込です
詳細情報
- 場所
- TRUFFLE RESTAURANT HIDE OUT
(神⼾市中央区波⽌場町6-1 神⼾ポートタワーホテル 13階)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 18:00~22:00
(フードL.O. 21:00、ドリンクL.O. 21:30)
※料理は前日までの電話予約制 - 定休日
- 日曜日
- TEL
- 078-371-5775