何度でも通いたくなる体にも心にも優しい老舗の味♪
門戸厄神にある老舗『夢打庵』の「ぞうにそば」をいただきました 西宮市
寒くなってくると温かいもの恋しいですよね。門戸厄神にある創業35年の老舗蕎麦屋『夢打庵』(西宮市)に、お餅の入った「ぞうにそば」というあったか~いそばがある、と聞いて取材に行ってきました♪
門戸厄神の西口を出て左手に進んだところにお店はあります。
この階段を上ると入り口があります。懐かしい気持ちにさせてくれる、そんな趣のあるお蕎麦屋さんの入り口です。
店内は、4名がけテーブルが7〜8席ほど、家族連れからお一人様まで気兼ねなく過ごせそうです。
窓からは、阪急電車を眺めることができます。電車を見ながらお蕎麦。なんとも風情があります。
今日は、お目当ての「ぞうにそば」をいただきました。湯気がもくもくと出ているのですが、写真に収められないのが残念。あっつあつで出してくださいます。見ているだけでも温かい♪
ぞうにそばには、お餅が2つ入っています。このお餅、熱々の鉄板を使って高温で焼いているので、炭火で焼いたように香ばしさがでています。どこまでもちぎれないほど伸びて伸びて本当にやわらかい。
店長さん厳選の合鴨肉。鴨肉が食べたくなったら、ここ!と言われるほど、鴨肉も美味しいのです。国産のフレッシュ合鴨肉のみ使用しているので柔らかさが違い、鴨肉独特のくせもありません。お蕎麦のだし汁にもピッタリ合います。
鴨肉とねぎ(できるだけ西宮産)を使用し、炒めたメニューも人気だそうです♪家庭では出せない火力で仕上げるので、真似できないとか!冷しかもざるそばは、こちらの炒めた鴨肉をつけ汁に入れ、冷たい蕎麦との相性もピッタリだそう。
そして、お蕎麦です。基本は8割蕎麦ですが、ご希望で10割にもして下さるそう。店長の細川さんは、常にお客様に寄り添い特別な気遣いもして下さいます。例えば、お酒を飲む方には”つまみで「天ぷら」、しめで「お蕎麦」”なんて天ざるそばの出し方もして下さるそう♪長年愛されているのに納得です。
出汁には、究極のこだわりが。サバ・メジカ・昆布・削りたてのカメ節から出汁をとり、隠し味に日本酒を入れてコクを出し、塩分を控えめにしているので、最後の一滴まで飽きずに美味しく飲めます。
甲東園のお蕎麦屋さんで修業をされ、同店を開業してからは35年。当時、常連だった方のお子さん、そして最近ではお孫さんがこの味を求めて来店されるそうですよ。
全てに優しいお味がするのは、店長さんの優しく気さくなお人柄の表れなんだと思います。これからも門戸厄神の蕎麦と言えば、「夢打庵」であり続けてほしいです。
詳細情報
- 場所
- 夢打庵
(西宮市門戸荘13‐15)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- ランチ 11:00~14:30(L.O.14:00)
ディナー 17:00~19:00(L.O.18:30) - 営業日
- 月曜日(ランチのみ)
水曜日〜日曜日 - 定休日
- 火曜日
- TEL
- 0798-52-9922