大型客船「マリナー・オブ・ザ・シーズ」が神戸港に入港　神戸市中央区

　バハマ船籍の大型客船「マリナー・オブ・ザ・シーズ」が3月26日17時ごろ、神戸・ポートターミナルの新港第4突堤Q1/Q2バースに入港する。

　これまでに同港に入港したクルーズ客船で最大の「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」（13万8千トン）と姉妹船で、全長約311メートル、総トン数約13万8千トン、旅客定員約3,100人の大型客船。上海から発着する「横浜・神戸・別府クルーズ」の一環で、27日16時には別府に向けて出港する。入港時には、神戸市消防艇による歓迎放水や流通科学大学和太鼓部による歓迎演奏が実施されるほか、出港時には神戸市消防音楽隊による歓送演奏が行われる。

　神戸市では長時間の船旅を楽しむクルーズ客船の誘致に力を入れており、昨年は記録を取り始めた1989年以来過去最高となる32隻がやって来たが、今年はそれを超える37隻を予定している。18日には、サイクロンの影響で「世界で最も有名な客船」と言われる外国客船の名を受け継ぐ3代目「クイーン・エリザベス」が急きょ入港するハプニングもあった。

　

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