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企画展『受贈記念 中西 勝展』 神戸市東灘区
大正生まれの洋画家・中西勝さんから神戸市に寄贈された約50作品を紹介する企画展『受贈記念 中西 勝展』が4月4日、神戸市東灘区の神戸ゆかりの美術館で始まる。7月12日まで。
中西さんは1924(大正13)年大阪に生まれ、帝国美術学校(現・武蔵野美術大学)などで絵を学んだが、学徒出陣により中国大陸での厳しい軍隊生活を経験。「悲惨な戦争体験から大きな影響を受けた」と振り返る。
戦後1949(昭和24)年には、神戸市立西代中学校の美術教諭に着任し神戸に転居。同年、宮本三郎さん、田村孝之介さんらが創立した「第二紀会(現・二紀会)」の第3回展に初出品し、二紀大賞受賞した。以来、現在に至るまで同会を主な活動の舞台としている。また、1972(昭和47)年には画壇の芥川賞ともいわれる第15回安井賞、1974(昭和49)年と1976(昭和51)年には兵庫県と神戸市の文化賞をそれぞれ受賞した。
同展では、戦時中の初期作品から近年の作品までの代表的作品を鑑賞することができる。
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詳細情報
- タイトル
- 『受贈記念 中西 勝展』
- 開催期間
- 4月4日(土)~7月12日(日)
- 時間
- 10:00~18:00
※入館は17:30まで - 場所
- 神戸ゆかりの美術館
(神戸市東灘区向洋町中2-9-1) - アクセス
- 六甲ライナー「アイランドセンター駅」下車 南東すぐ
- 入館料
- 一般200円(150円)、小中高生・65歳以上100円(50円)
※( )内は30人以上の団体割引料金
※のびのびパスポート持参者は無料 - 問い合わせ
- 神戸ゆかりの美術館
TEL 078-858-1520
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