あの名物カツサンドのお店が店名新たに『TIGER ONE』として再オープンされたと聞いて、早速新店舗に取材に行ってきました。

オーナーはカツサンドが大好きで、「一カツ入魂」をモットーに掲げ、前店をオープンしましたが、その半年後、新規事業の立ち上げに関わるためにオーストラリアに滞在。約2年ぶりに帰国し、この度、本格的にカツサンドのお店をスタートさせました。

さらに試行錯誤を重ねたという「カツサンド」が、目の前で仕上がっていくライブ感にワクワクしながら、出来上がりを待ちます。

低温でじっくり揚げたカツは、自家製のソースにドボンと浸します。野菜をベースにしたソースは、塗るよりも浸した方が味わい深いそうです。

「カツサンド」900円（税込）

やっぱりこのボリューム感！ほぼカツな断面は同店ならでは。

カツはしっかりとした弾力がありつつ口当たりはとても柔らかく、ソースと絡むことでさらに肉の旨味が引き立ち、ジューシーさが口いっぱいに広がります。

鉄板で焼くことでしっとりモチモチのパンにマスタードと和からし、キャベツのシャキシャキ感との相性も抜群で、絶妙なバランスで完成されています。

新メニューの「超たまごサンド」は、ホットドッグ用のパンに、こぼれそうなほどクラッシュたまごを乗せて、さらに煮たまごをオン。もはやサンド出来ないスタイルになったのだとか。

この見た目に大満足していたところ、「仕上げします！」との声が。

バーナーで思いっきり炙っていきます。さらに美味しくなる予感しかない、香ばしい香りが店内に広がります。

「超たまごサンド」600円（税込）

ナイフとフォークでいただく全く新しいスタイルの「超たまごサンド」は、数量限定なので予約するのがベスト。

「氷まで珈琲」300円（税込）

「氷まで珈琲」は、美味しいコーヒーをたっぷり楽しんでいただきたいというオーナーの思いから、大きなカップが標準となっています。

飲みきれずに時間を置いても、氷まで珈琲なので最後までしっかりコーヒーを味わうことができるのは嬉しいですね。

イートインコーナーを併設しており、出来立て熱々をその場でいただけるようになりました。カフェ利用でも気軽に誰でも集まれるスペースになれば、とオーナーは笑顔で話されていました。

オーナーは元寿司職人という経歴を持っており、調理や味付けのベースには、寿司で培った技術も生かされているとのこと。一品料理やアルコールを提供する夜営業も準備中だそうです。