淡路島を醸す!島の食材が生み出すクラフトビール
淡路島のクラフトビール醸造所『ナミノオトブルーイング』の直売所に行ってきました 南あわじ市
淡路島の豊かな食材を活かしたクラフトビールの可能性を追求する醸造所『ナミノオトブルーイング』に、直売所があると聞いて行ってきました。
淡路サンセットライン(県道31号線)を南に進み、南あわじ市へ。「松帆」の交差点から2つ目の角を西に曲がり、数分車を走らせると右手に見える「NAMI NO OTO BREWING」のロゴが描かれた看板とヤシの木が目印です。
黒板メニューには、洲本市五色浜でつくられた海塩を隠し味にした「SESSION!!」や、淡路島なるとオレンジを使用した「BELGIAN WHITE」など、淡路島ならではの食材を使用した豪華なラインナップがずらり。
夏の時期に販売されていた桃のIPA「momo topia」は既に終わり、この日は『淡路島BASE COFFEE』の豆を使用したペールエールや『都美人酒造』で作られた米麹を使用したセゾンなどが登場していました。旬のフルーツや地元の食材を活かした新しいテイストの商品が定期的に加わり、2か月ほどでほとんど入れ替えになるのだそう。
販売所では、樽生を計り売りで購入できます。例えば「BELGIAN WHITE」なら、缶350ml・737円(税込)のところを、量り売りなら1L・1,800円(税込)と、少しお得に購入できる価格設定。来客時や海岸でのBBQなどでたくさん買いたい時にはありがたいですね。
サーバーから注いでいただいたビールは、ガスの圧がかかりキレがあって爽快。一口目からなるとオレンジの爽やかな香りとホップの旨みがガツンと広がり、クラフトビールならではの自由さと本格的な味わいが両立した上質な一杯でした。
せっかくなので缶でもいただいてみると、こちらはキレというより少し丸みを感じる口当たり。豊潤な香りとフルーティーさがさらにしっかりと感じられて、完成度の高い絶妙な味のバランスをじっくりと味わえます。
『淡路島BASE COFFEE』のビール用に特別にブレンドされた豆を使用したペールエール「Breakfast Club」をテイクアウト。「KSK PRODUCT」寺田圭佑さんデザインのラベルも、飾っておきたくなるような可愛さです。
ペールエールの深い色味と、フルーティーな酸味を感じるモカのような香り。普段あまりビールを飲まない人でも、コーヒー好きならぜひ飲んでみてほしい美味しさです。心地よく鼻から抜けるコーヒーの香りと、ホップの苦みとの相性が抜群に合う感動の逸品。
みんなでワイワイ飲みたい時は量り売りでたっぷり購入でき、ギフトや自分用にと缶で色々な種類を楽しめるのも嬉しいところ。店主・河野さんが創り出す、自由自在で柔軟な、淡路島の食材を活かしたクラフトビールの世界へ足を運べば、飲んでみたくなるとっておきの一杯がみつかります。
詳細情報
- 住所
- ナミノオトブルーイング
(南あわじ市松帆古津路714-1)
GoogleMapsで探す - 営業日・時間
- 金曜 11:00~15:00
土曜 11:00~17:00 - TEL
- 0799-20-6217