感動する和食。丁寧で美しい和の心、ここにあり
月見山にある『和食彩り 南天』で本格和食膳をいただきました 神戸市
「須磨で美味しい店」を尋ねると、必ずといってよいほど名前の挙がる『和食彩り 南天』。山陽電鉄「月見山駅」から徒歩約5分のところにある和食料理店です。
本格和食料理店と聞いて気軽に入ってよいものかと心配でしたが、訪れてみると堅苦しさもなく、とても居心地の良いお店でした。
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店主の宮本さんは旅館の料理人などを経て、10年前に同店をオープンしました。月見山の美しい景色と穏やかな雰囲気に惹かれてこの地を選んだそうです。
同店でいただけるのは、旬の食材をたっぷり使った創作和食料理。今回は、「満足感がすごい」と噂のランチ「南天箱膳」をいただきました。
まず運ばれてくる「一の箱」は、木箱に入った4つのお料理。これぞ和食と思わせる美しい盛り付けに、思わずため息がこぼれます。
ズッキーニの酢の物、大きくて柔らかいたこの煮物、お刺身には乗せていただくタイプの練り醤油…。
自家製のひろうすにはひじきと野菜がたっぷり。適度に歯応えの残るごぼうやにんじんの食感も楽しめます。餡には菊花があしらわれ、見た目にも季節を感じられる、和食らしい一品です。
鯛のあら炊きはボリューム満点。ほろりとほどける鯛の身の美味しさはさることながら、添えられた野菜の火の通り具合がそれぞれベストな状態であることにも心を動かされます。
サクッと軽い紫いもと鳴門金時のかき揚げは、宮本さんが徳島を訪れた際に仕入れた食材が使われているのだとか。旅先でも美味しそうなものがあれば持ち帰ってメニューに加えるというプロ意識はさすがです。
ボリューム、内容すべてにおいて満足感がすごい!毎日仕入れるという食材は新鮮で、最旬のものが盛りだくさんです。一食いただくと季節を味わい尽くしたような気分になるほど。「南天御膳」には30〜40種類もの食材が使われているそうですよ。
「ワクワクしてお越しいただけるように、毎日心を込めて手作りしています」と宮本さん。日本酒の品揃えも豊富ですので、お昼にちょっと一杯も叶います。また、お祝い事や法事などにも利用しやすい雰囲気です。
ひとつひとつに細やかで丁寧な仕事ぶりが感じられる料理の数々。温かく落ち着いたサービスも居心地の良さを高めています。気楽に楽しめる本格和食。食通たちが“おすすめの店”に挙げるのも納得です。
- 場所
- 和食彩り 南天
(神戸市須磨区行幸町3-7-30 )
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